14歳のヒンメリ

ジャンボくんが美術で作った作品を手渡してきました。ぐにょぐにょになったヒンメリでした繊細な割れやすい藁でできているヒンメリを、なんとリュックに入れてきたらしい後で直してあげようと、とりあえずぶら下げました。

それを見て、「心苦しい………心苦しい………」と固まって泣きそうになっているジャンボくん。大丈夫、君のお母さんは余裕で直せるから「後で直してあげるからお風呂入っといで」と追い出しました

しばらくたってから「『心苦しい』ってどういう気持ちだったの？何に対してそう思ったの？」ときいたら、「心が痛い…頑張って作ったのにぐちゃぐちゃになったのが飾られてる」だそうでいやいやいや、だったら手で大事に持ち帰ってくれ

割れている部分があったので、そこに食い込まないように少し太い糸で直しました。完全に復元するには本数が足りなくて、てっぺんは四角錐がつながった形を三角錐に変更

「よくあんな難しいの作り方わかったね」と言われましたが、ヒンメリはちょうど5年前にさんざん研究し尽くしたので楽勝ですでもジャンボくんが難しいと思いながらも一生懸命作って完成させたんだと思うとホッコリしました