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癒やしの里 神在居の千枚田

神在居(かんざいこ)の千枚田

四国カルストへ向かう途中、「神在居の千枚田」の近くを通ることが分かったので、棚田ファンの私が寄らない訳にはいきません(笑)
後で分かったのですが、なんとここ、平成7年に「第1回全国棚田サミット」が開催された場所でした!
棚田のオーナー制度を日本で初めて取り組んだのも、神在居だそうです。
神在居(かんざいこ)と言う名前も素敵ですよね。


神在居の千枚田



「雲の上のホテル」でトイレ休憩の後、197号線を津野町方面へ少し走ると、暗くて長いトンネルがあり、抜けるとすぐ左右に棚田が見えてきました。
もう1つトンネルを抜けるとすぐ左に「神在居の千枚田展望台」という小さな看板が見えてきます。
ただ、見落としてしまいそうなくらい小さな看板なので気をつけて下さい。
そこを左に曲がり、狭い道を登って行くと、すぐ展望台に到着です。
車3台くらいの駐車スペースがありました。

●神在居(かんざいこ)の千枚田展望台




展望台から、棚田の間にさっき通ってきた長くて暗いトンネルの出口が見えます。
昔はこの国道197号線のところも棚田だったそうで、その頃の圧巻の棚田を見てみたかったです。
国道ができる前は501枚でしたが、平成3年の調査では218枚(耕作放棄田を含む)だったそうです。
どんどん開発が進んで、棚田が少なくなっていくのは寂しいですね。


右側の棚田をズームしてみると、なかなかの棚田に期待できそうです。
棚田は高いところから見下ろす景観が美しいので、上から写真が撮れるところを探してみようと思います。


展望台から石がごろごろ落ちている悪路を登って行き、神在居の棚田にたどり着きました。


まずまずの棚田ぐあいですが、欲を言えば、もう少し段々が欲しいですね~(> <)


我が町では既に稲刈りが終わっているので、ここはどうかな~と心配しましたが、まだ緑の田んぼでよかったです。
棚田が特に美しいのは、水が張られた時期と、緑まぶしい時期と、稲刈り前の黄金に輝く時期だと思います。
一番残念な状態は、稲刈り後の寂しい田んぼなので、今回その状態ではなくてホッとしました。


こういういびつな形の田んぼもかわいいですね。
田んぼのそばに紫の花を植えたりする、農家さんの気持ちに癒されます。

この日は地域の草刈りデーだったのか、あっちこっちの道端で、農家さんが草刈り機で草を刈っていました。
車1台がやっとの狭い道なので、私の車が通る度によけてもらって大変申し訳なかったです(^^;
おじゃまいたしました。


下から棚田を見上げると、石垣がよく見えます。
この石垣を眺めるのも好きで、最初に作った昔の人たちや、補強を繰り返してきた先祖代々の人の苦労が偲ばれます。

神在居の千枚田、スケールは小さいですが、きれいで癒されました。

これまで、国内の棚田はいつでも行けるから・・・と後回しにして、海外の棚田巡りをしていましたが、しばらく海外旅行は難しいので、これからは国内の棚田巡りもしたいな~と思います。

海外の棚田に興味のある方は、こちらの旅行記もどうぞ(^^)

2013年 中国 龍脊棚田

2016年 ベトナム サパの棚田

2019年 バリ島 ウブドの棚田



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