旅・ふ・る Tabi Full

エジプト3日め-4 <王家の谷 ラムセス3世とメルエンプタハの王墓>

ラムセス4世とツタンカーメンのお墓を見学した後、休憩をはさみ、ラムセス3世とメルエンプタハのお墓を見学します。


メルエンプタハの王墓へ

ツタンカーメンの王墓から出た後、暑さと疲れで力尽きてしまい、見学を続けるのがつらくなったので、お土産屋さんで少し休憩することにしました。


お土産屋さんの横の休憩所で、冷たいペリエを飲んで、少し元気が出たので、気合で残り2つの王墓見学に出発です!

王家の谷 Valley of Kings



●墓番号11 ラムセス3世の王墓 TOMB OF RAMESES Ⅲ


ラムセス3世は、一番最初に見たお墓のラムセス4世のお父さんです。


まず入口に、太陽神に冥界入りの挨拶をするラムセス3世の壁画


亡くなったファラオは太陽神に導かれて、西から冥界に沈み、東から再び地上に復活すると考えられていて、壁には冥界旅行の無事と、地上への完全復活を願う画が描かれているそうです。




地下深く下りていきます。


ほとんどの壁画の色がきれいに残っていて、感動の連続です。


ラムセス3世が冥界の神に香を捧げている画。


こちらも神に香を捧げるラムセス3世






この蛇、気持ち悪いけどなんかにくめない(笑)


こんなに多くの貴重な壁画を目の当たりにして、感動で胸がいっぱい💛
時間があって、暑くなければ、もっとじっくり見たかったな~。

●墓番号8 メルエンプタハの王墓 TOMB OF MERENPTAH

いよいよ最後の王墓です。
メルエンプタハ、誰?って感じですが、ガイドさんが決めたので入っていきます。
有名な王ではないけど、たぶん壁画がきれいだったからだと思います。

調べてみると、ラムセス2世の第13王子で、父のラムセス2世が長生きしすぎたせいで、兄たちは既に他界していたので、父亡き後、即位したそうです。
ただ、メルエンプタハも高齢だったため、あまり功績を残していないそうで・・・だから無名なんですね(笑)




最後の力を振り絞って、坂を上ります。
もうやけくそです(笑)


こちらも入口近くに、太陽神に冥界入りの挨拶をするメルエンプタハ王の壁画


かわいいスカラベ(フンコロガシ)
古代エジプトでは、フンコロガシが丸めた糞を太陽に見たて、フンコロガシを崇めていたそうです。

スカラベの画はあちこちで見られます。
お土産屋さんではスカラベの置物やキーホルダーなど、いろいろ売られていて人気があるんですよ。
スカラベって言うとかっこいいですね。






人型棺

正直、最後のメルエンプタハの王墓は、記憶から消えてました(笑)
暑さで朦朧としていて、早く終えて、涼しい車に戻りたい一心だったと思います。
写真を見て、ここどこだったかな?と調べて、思い出した次第です。
メルエンプタハさん、失礼いたしました!


最後の写真は、ツタンカーメンのお墓を発見した、イギリスの考古学者ハワード・カーター氏の家で、現在は一般公開されています。
王家の谷のすぐそばに住んで、毎日通っていたんですね。
ロマンのある仕事ですよね。
好きな仕事に打ち込めて幸せな人生だったと思います。

でもよく調べると、最初にツタンカーメンのお墓に下りる階段を見つけたのは、発掘をお手伝いしていた少年だったそうで、その少年の子孫たちは今でもそのことを誇りに思っているそうです。
そりゃそうですよね。
もっと脚光を浴びてもいい人なのに、ハワードさんだけ有名になってしまって、仕方がないけど、なんとも切ないことです。

王家の谷ブログがやっと終わりました。
お墓のことばかりだったので、なんだか疲れました(笑)

しばらく休憩するか、近くのお出かけブログをはさもうかな、と思っています。
引き続き、よろしくお願いいたします。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「エティハド航空ビジネスクラスで行くエジプト」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事