ついにこの日がやってきました!
誰もが一生に一度は見てみたいと思う、エジプトのピラミッド。
私もいつかは!と思っていましたが、チャンスは急に訪れ、迷ってる場合ではない!と、エジプト行きを決心しました。
エジプト旅行のフィナーレにふさわしい場所ですね。
これまでルクソールのすばらしい神殿や遺跡に感動してきましたが、やはりピラミッドは別格で胸の高鳴りが違います(^^)
朝7:30にホテルを出発し、日本語ガイドさんの案内でピラミッドに向かいます。
車で向かいましたが、マリオットメナハウスの目の前なので、すぐ到着です。
トップ写真は、ピラミッドとスフィンクス
●ギザの3大ピラミッドとスフィンクス
ギザの3大ピラミッドとは、古王国第4王朝のクフ王(父)、カフラー王(クフ王の息子)、メンカウラー王(カフラー王の息子)のピラミッドのことです。
どれも美しい四角推の形で、一番大きなクフ王のピラミッドは高さが約140m、底辺は230mもあるそうです。
石の材質は主に石灰岩、石1個の重さは約1トンだそうです。
4,500年前に、1トンの石を高さ140mまで積み上げる方法は、今だに解明されていませんが、有力な方法として、傾斜路を利用、テコを利用、滑車のようなものを利用の3つが考えられるそうです。
入場券売り場
ゲートから既にクフ王のピラミッドが見えて感動~!
入場券はツアーに含まれているので、ガイドさんに任せて入場します。
早朝なのでまだそれほど混んでなくてよかったです。
ピラミッドは高台にあるので、ギザの街が見下ろせます。
手前が一番大きなクフ王のピラミッド、奥が2番めに大きな、息子カフラー王のピラミッド。
ここから見る第一印象は、思ったより小さいな~。
でも広い砂漠に建つのでそう錯覚してしまうんでしょうね。
近くで見るとやはり大きくて圧倒されます。
考古学者さんのお話では、積み重ねた石の大きさは一段ずつ違っていて、大きな石から少しずつ小さくなっていって、また大きな石から少しずつ小さくなっていくということを、頂上まで繰り返しているそうです。
なぜそのようにしたのかは、今だに解明されていないとおっしゃっていました。
不思議なことが多いピラミッド、ロマンがありますね。
オレンジのシャツの人の右側の穴からピラミッドの中に入れます。
この穴は正式な入口ではなく、盗賊が作った穴だそうです。
内部見学は別に30ドルかかります(これは現地旅行社に払う場合かもしれません)。
暑くて狭くて急こう配の坂を中腰で、かなりの時間上らないといけないそうで、中高年の私たちには危険だな(^^;)と思って、あきらめました。
入った人のブログやYoutubeを見ると、苦労して終点にたどり着いても「えっこれだけ?」という感想が多かったので、あきらめもついたという訳です(^^)
実際、何があるかというと、クフ王のミイラが安置されていたと言われる玄室に、空の石棺だけ置かれているそうですよ。
大きな石は150㎝くらいなので、小柄な女性くらいですね。
1個約1トンの石を約230万個、約203段、積まれているそうです。
近くで見ると適当に積まれているように見えるけど、ちゃんと計算されているのがすごいですね!
おっラクダが歩いてますよ。
ピラミッドとラクダって、最強の組み合わせですね!
似合いすぎる。
近くで見るとガタガタなのに、遠くから見るときれいな四角推になるよう、積まれているのが見事な技術ですね。
クフ王のピラミッドの麓に、クフ王の葬祭殿(黒い舞台のようなところ)があります。
その向こうに3つの小さなピラミッドが見えます。
手前から、ヘテプヘレス1世のピラミッド、メリタテス1世王妃のピラミッド、ヘヌトセン王妃のピラミッド。
クフ王のピラミッド前に派出所がありました。
安心ですね。
写真を撮り損ねたんですが、警察官がラクダに乗って巡回していたんですよ(笑)
ライトアップショーの照明が設置されていました。
観たかったな~。
なんだかラクダがかっこよく撮れました(^^)
ラクダに乗ってピラミッド観光したら、記念になるけど、臭いのでパス(笑)
昔、チュニジアのサハラ砂漠でラクダに乗って、楽しくていい思い出になったけど、臭すぎて履いてたジーンズを捨てたことがあったので、もう二度と乗りたくないんです(> <)
チュニジアでラクダに乗った旅行記はこちら(2007年でした!) ⇒ チュニジア周遊5日め
カフラー王のピラミッド
頂上に化粧石が残っているのはこのピラミッドだけ。
当時は全体が化粧石で覆われていて、白く輝いていたそうです。
隣のクフ王のピラミッドも。
こんなにへっこんだところがありますが、大丈夫でしょうか!?
なんと車のフロントガラスから、6つのピラミッドが見えてました!
後で写真を見てびっくり。
左からクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッド、その右に王妃たちのピラミッドが3つ。
ー
右側のメンカウラー王のピラミッドは少しだけずれているのですが、真ん中のカフラー王と左のクフ王のピラミッドは、太陽が昇る北東に向かって一直線に建っているそうです。
航空写真だと位置関係がよく分かると思いますので、載せておきますね。
また車に乗って、いよいよスフィンクスさんとご対面です!
スフィンクスはカフラー王のピラミッドを守るために造られ、ピラミッドとスフィンクスの間には参道があったそうです。
スフィンクス横の河岸神殿でミイラを作り、その参道を通ってピラミッドに運んでいた。と言うことを、ガイドさんが最初に説明してくれていました。
このイラストは分かりやすいですね。
スフィンクスをこんな近くで見られて感無量♡
かわいそうに鼻はナポレオンに大砲で吹っ飛ばされ、その鼻は現在、ロンドンの大英博物館に保管されているそうです。
カフラー王のピラミッドを守る、スフィンクス。
スフィンクスがいとおしくなります(笑)
観光客が歩いているところが参道になります。
この構図は何度見てもしびれます!
カフラー王のピラミッドを守っているスフィンクスですが、視線の先にはピザハット。というのは有名な話(笑)
今日はエジプトでは珍しく曇り空で、観光が終わる頃に小雨が降りだしたので、急いで車に戻りました。
珍しいエジプトの雨に当たることもできて、ちょっとラッキー(^^)
涼しくて拍子抜けしましたが、身体はずいぶん楽でした。
ただ、風が強く、砂埃が舞って、観光中は大変でした。
青空のピラミッドとスフィンクスが見られなくて残念でしたが、こんな感じもありですね(^^;
帰国後に、改めて考古学者さんのYoutubeを見ると、実際見てきたピラミッドやスフィンクスのことがより深く理解できて面白かったです。
その上で、もう一度見て確認したいと言う気持ちが湧いてきたので、ピラミッドの再訪、あるかもです♪
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