にざかな酒店

仮想悪夢研究会猫

というわけで、ああ、なんか月一になってるよ…かそあく…なんで月一っぽくなってるのかは、本文でネタにしてますので…。最近いろんなことが早すぎるです。本当。
仮想悪夢研究会「猫になりたい」

「というわけで、なんかこの頃月一になってる仮想悪夢研究会だが、今回は「猫になりたい」でよろしく!」
「兄さん、最近マンスリーアーティストネタばっかりよ?ネタ切れなの?」
「ちがちが。言いたいことと、マンスリーアーティストのネタが被ってるだけで、まあそのこの頃単発で歌が覚えられないとか、そんなんじゃないんだからな」
Rのセリフに、いや、本当にそんなんだろうなあ、と一行は思った。
というのも、リリースやら消えて行くスピードやら今の社会消費が早すぎてついていけてない感が少なからずあるからだ。
「小説とかも、この頃気づいたらボンボン出るのよねえ…」とFがため息。
「しかもシリーズ物で何気に繋がってるやつとかな!一巻飛ばしてえらい話進んでたりしてがっかりしたりするんだ、あれ」
「…知らない間に主人公がなぜかいきなり刺されてて次の巻で後に障害出てたりな…。」
Aが低くつぶやき、一行は同時にため息をついた。
「ま、まあいい。猫になりたい、スピッツ。思えば創作のネタってなんとかになりたい、とかなんとかしたい、とかよくよく願望が多いように思わないか」
「最近のは特にそうよね。裏切らない親友キャラと可愛い女の子ばっかりの小説、とか言ってる対談とかあったもの」
「まあ猫になりたいはそこまでじゃないけどな。で、猫になりたい、だと西澤のいつか、二人は二匹、がぴったりくるし」
「あれ、動物になる話だけどビミョーにハートウォーミングじゃないんだよなあ…」と、T。
「大体ミステリーランドとか、子供向けって銘打っておいて結構みんな子供向けじゃないものね」
円卓を囲んで、Fが横で頷く。
「すいません、今でも子供なので子供向けって考えてないです、って竹本健治言ってたし」
「うむ、今の大人は結構子供だしな。ミステリには童心も必要、ということで。」
「大体自分が読みたい、読みたかったジャンルを書くとかは王道よね」
ウンウン、と頷きながらRがいう。
「そう思うと、今の人間はやりたいこと、書きたいことがはっきりしてると思わないか」
「まあそれが欲望の肥大だったり、エゴの塊だったりしても、わかりやすいことはいいことと言えなくもない、か…」
「猫になりたい、で完結してるといいよな。いっそ何も考えないくらいのがいいんじゃないのか?」
「ちょっと欲望だらけになってきたら一休みしてガス抜いた方が人のためっていうか。でもそれじゃミステリにはならんけどな」
「猫時間でよろしく、ということで。あんまり悲惨なのも時間ぎゅっと詰まってるとやだもんな」
「にゃんにゃーん、て、あれ…兄さん、そういえばウルフルズの時もよく考えたら猫曲あったんじゃ…?」
「ああ…えっと、あったな、そういえば。最近猫の歌も多いしなあ」
「猫と流行りって微妙に噛み合わないきがするのよねえ…猫好きは昔から猫好きだし」
「っていうか、なんか猫の話してたら昼寝したくなってきたな…。」
と、みんなが言い出したので、クッションを適当に出してきて、今回の会はお開きとなったのであった。めでたし。
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