やっとマンスリー馬場さんですねー。「いつか来る、いつか来る」と思ってやっとですよ!
そんなわけでいきなり拍手から始まってますがいつものかそあくです。はい。
では続きでどうぞ。
ところで追記でちょっとネタバレっぽいけど、今回降ったネタの中にあるやつって先月のマンスリーのサザンでいうところだと勝手にシンドバッドの「今何時?そうねだいたいねー」の前に(犯行時刻)ってつけるようなもんじゃないんでしょうかね…(汗)
なんとなく傾向としては似てる気が。
仮想悪夢研究会 特に思い当たるミステリがあるわけではないけれど
「おー、マンスリーアーティスト馬場さんー」いきなり全員の拍手に空間が包まれた。
「なんか馬場さんなだけあってやっと…って感じだな」と、R。
「うむ、感慨深い」と、A。
「馬場さんだからやっぱり一歩一歩コツコツとミステリかしら。もう最後の最後まで殺人が起きないくらいの感じの」Fがつぶやくようにいう。
「別の意味で平和じゃないか?ってか謎解きの場面なかったらミステリじゃないじゃん」
「謎解きがないミステリってのも結構あるぞ。猫丸先輩の空論とか」
Rの言葉にああ、確かにあれは、とAは頷く。
「そうじゃないかなって道筋はあるが確かに結論づけられてはいない」
「空論もそうだけど、「日曜の夜は出たくない」も事件じゃない事件だし」
だいぶな感じのネタバレになってしまうが、犯人無関係なのである。
「まあ日常の謎系ミステリも一大ジャンルとして定着してきたわよね。和菓子とかお料理とかお仕事系とか」
「やっぱりミステリっていうからには殺人は起こってほしいと思うが」
「割と「愚者のエンドロール」とか、オチがああ、そうなのー?って感じだった」
あー、あれかー、あのシリーズなあーと、Tはため息交じりにいう。
「内容がどうとかより、漫画版が原作のあの薄さでコミックスが何巻にもつらなってる方がショックだった…」
そ、それは、とT以外の全員がガビーンとなった。
「いや、漫画表現って確かにページ数すごいことになるわよね」
「大ゴマとか控えればもうちょっとさあ」
「全身入れようと思ったら結構な空間いるし。背景描かないと状況説明できないし」
「コミックス一巻使って話全然進んでないようなのも漫画としては結構あるな…」
「それ考えたらコナンとか金田一とかすごくないか?結構さっくり事件まとまってるし」
「たまに吹き出しで顔狭まってる…」
「だってしょうがないだろ、トリックとか説明してたら大体文字数要るもん」
などなど、漫画レトリックがいろいろ出てきたところで、Fは腕組みしながらうーん、と唸り…。
「漫画って案外ミステリに向いてない表現…?」
と、呟いた。
「確かに犯人とかバレるまで顔出しできんしなあ」と、T。
「見るからに怪しい犯人表現にしかならないからな」
Aも唸る。
「金田一少年とかなんか伏線ありそうなところは「!?」て出るじゃない」
「漫画だとイメージ狂うとか色々あるな…やはり文章の方が膨らみのある表現ではないかと思うが」
「そのイメージしか伝えられないものねえ」
「あのな、漫画っていうと死体の表現とかどんどん表現きつくなってないか?昔死体って言ってももうちょっと可愛い書き方だった気がするぞ」
「かわいい死体っていうのもおかしいけど」と、兄の言葉にFが首をかしげる。
「ニュアンスニュアンス」と横からTが言った。そして彼は続ける。
「まあ話戻して馬場さん的ミステリに行こう。「チャーンスはーなんーどーでもー」ってなんどもトライするんだな、殺人に。んでその度失敗して最後に「きみーのそーばにー(死体が)」」
「………T…。それ、ファンに殺されるぞ、多分」静かにAが呻いた。
「あんまり、だと思うわ…」頭を抱えつつ、F。
「いやいや、かそあく自体がそもそもこういう集まりでは?」状況の悪くなったTがRに助けを求める。
「ふむ、組織として正しい方向を取るか、馬場さんへのリスペクトを取るか、という二択だな。でも多分これオマージュ、って言って許されないと思うぞ」にっこり。
「すんません…。」Tはしょぼしょぼと謝った。
「最近炎上とか発言する側の方からネタにするような世の中だからな。いっそ「炎上太郎の事件簿」とかあるといいと思うぞ。」と、Rのまとめにみんな拍手を送った。終わり。
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