にざかな酒店

みゃんおー語辞典 た行その2

というわけで、辞典の方もサクサク進めますよ、サクサク。
今度のはオリジナルネタバレが多大に入ってますので、続きからどうぞ。
みゃんおー語辞典た行そのに

「正しい」みんな好きな言葉だけどよく考えて見たら「大体の人がみんな自分は正しいと思ってる時点で正しいって言葉はだいぶ危うい言葉だというのがよくわかりませんか?」みたいな感じのする言葉である。さらによく考えれば人間世界のルールって自然界的には正しいとは逆向いてる気もしますが。そもそも動物に信号や交通ルールなんて考え方はないよ。っていうと「大阪人は動物っぽい」のか?というツッコミが思いつきますが…。動物っぽいかもしれない。おばちゃんヒョウ柄好きだし。
まあまあ、大阪人は置いといて、どっちかというと自分が最初から正しいというスタンスでいると色々な軋轢があるので、まあ間違ってるかもしれないけどー、くらいのスタンスのゆるい謙虚な人はどっちかというと謙虚というよりは慎重派なのである。石橋叩いて渡るような感じの人。謙虚っていうのは意外といい人ぶっていいように見られたい、よりも余計な衝突はできれば避けたいなあくらいのものなのだ、多分。間違ってるかもしれないけど。
「田中啓文」でた、学生さんくらいの年齢の人にはあまりお勧めできないがものすごく面白い作家。彼のダジャレ脳とホラー脳とエロ脳のものすごいミックスぶりに今度はどれなの、と揺さぶられ続ける作家である。
もう延々とボケ倒していてなおかつシュールな話もいっぱいあるが、ホラーバージョンの時はちょっとボケがなかったりもするので一回読んで見てから手に入れることが重要。シリアスかと思ったら最後の最後にすごいボケが現れる時もある。ところで、この人の水戸黄門はどういうわけか大体いつもめちゃめちゃ悪いですよ。なぜか。「みとこうもんドリア」(ちょっと正しい表記忘れてますが)だし。あ、これネタバレだっけ…。なんか最近出たホラー文庫の鬼と陰陽師のやつはうっかり表紙が「びいえるかいー!」と突っ込みたくなる感じで非常にどうしちゃったのという感じがしました。中身はいつもの田中さんでした。よかったよかった。「敵だけど俺が守る」っていうキャッチコピーがね…。狙ってるような感じがしてしゃーないけど中身結構ダジャレだし。お相撲さん問題の話とかだったりしましたし。ふう…。
「田中芳樹」アルスラーン戦記、エンドがアレだったらしいですね…。ってことで、なまこさんの「好きな作家は皆遅筆化する病気」の代表格である。娘の病気は反対で「好きな作家はなぜか異様にたくさん作品を発表するようになる」方の病気なのですがねえ…。
しかし、延々と「作品の発表がなんども途中で止まって、何年も何年も待たされてやっと終わったー!って思ったら皆殺しエンド」なんてそんな残酷な真似ようするわ…。恐ろしい。それでも表現しなくてはいけない何かが皆殺しにあるのでしょうか。うーん。
「チンチン電車」阪堺電車。この頃結構乗っている。なんとなくゆっくりするし結構乗客のおしゃれチェックが楽しいんだよね。こないだ見たおばあちゃんは見た目がちょっとファーのマフラーっぽいの巻いてるし、お上品な感じで、なのに夏目友人帳のバックを無造作にぶら下げててちょっとホワーンとしました。お好きなんですね…。何気にファンシーなものをぶら下げているこういう感じの人は多いようです。黒猫みぃとかも見ました。
が、しかしバスの中でチンチン電車の駅に近いところに行った時、一緒に乗ってた中高生のグループっぽいのが「ビンビンチンチン電車!」とか言ってて思わずため息…。あーた、その年でなにおっちゃんっぽいジョーク言ってますの…。さすがに近くの席でため息つくと「滑った!俺めっちゃ滑った!」とちょっとあわあわしてましたが…。その辺の反応はちょっと微妙におっちゃんとは違いますね。よかったよかった。まあこんな話題の後だが、パンダのラッピングとか黄金糖のラッピングとか色々素敵なラッピングがあるらしい。結構見てて飽きない。そして、何気に情報入れてみると、5月ごろのチンチン電車の街道ではツツジがすごく素敵なことになっていますよ。
「月影草二」つきかげそうじ。とても暗殺者っぽいお名前。性格はツッコミの時はなんだか元気だが意外とフラットな性格をしている。なんでも意外とあっさりさっぱり。ちびっ子なのに黒づくめ、なんて珍しいデザインかな、と悦に入ってたらちびっ子なのに黒づくめ。って「飛影」がいたではないですの…と少しへこむ。大体空斗と対な感じでデザインしたら「こんなこできました」な感じなのだが。
何と無くいとこ設定の空斗より魅厘に似てるよね、と思ったらあんな設定だったのである。隠れ双子なのでありました。ところでこの隠れ双子設定はどこから来たのかというとフェイトの「慎二」って名前が長男なのになぜ慎「二」?てツッコミをどこかで見かけて、「それネタに使えますがな!」ってことでそこから考え出されました。何と無くまんま、ですが。なので彼は草二という名前なのですよ…。そう、フェイトの慎二がいなければ刻停間は全く形になっていませんでした。そういうわけで。そういうわけなのですよ、ふう。
作者的には「こういう子はヒロイン誰とくっついても割といいよね」という性格にしたのです。なにせギャルゲー風味小説、ですから…。が、確実にだれ、っていうのが作者的に言えない仕様にしたので後日談らしいものがみんな空斗に美味しいとこ持っていかれる羽目に。
だからやっぱり小説の主人公はヒロインは誰、って決めないといかんのだねー。参ったなあ。ほんと。
「ツッコミ2」愛がないツッコミはツッコミとは言えない。テレビのツッコミが年々対象への愛がなくなってる感じがして悲しい。ツッコミは、「ツッコミニケーション」なのに。
最近のテレビのツッコミはツッコミの皮を被ったセクハラやパワハラっぽいのばっかりな気がしてしょうがない。ツッコミを入れてそこでスパッと切れる会話はちょっとツッコミとは違ってツッコミに対するツッコミ、やツッコミを入れやすいボケ方で返す、など情が繋がるのが正しいツッコミの使い方の会話なのだ。人の都合の悪いことを突っ込んではははー、とか自分だけ笑ってるのは邪道も邪道なのになあ。ほんとにもう。
「刻停間」ときとま。架空の町。時の止まる町、ときとま。である。本当にそんな感じの命名だがかなり気に入ってる名前。漢字にした時のイメージがなんかいいじゃないですかー。
本当はもっと老若男女色々いる予定でしたが実力不足により、ロリ、足りない…ということになっています。キラーワーズの世界は刻停間扱いに入るのか、それとも別の場所なのか、微妙なところ。
超能力者たちの流刑の町、という設定で空斗たちの年代には伝わっているようだが、実は逆で超能力者の側から「俺たちいじめるなら俺たちだけで引きこもってやるぜ」的なイメージで作られた町らしい。だから創始者がちゃんといるんですね。外と完全に遮断されてるわけではなく、条件を満たせばちゃんと出ていけるようだ。条件満たしてなければ焼き払われちゃうのだが。どういうわけか庭師の健さんは外社会に詳しい。そう、健さんは実は外世界からの皆月家や能力者の見張りっぽい立ち位置にいるのだった。もちろん言われてるでだけで「李々と琉留の警察の見張り」みたいな本人だけゆるく考えてるポジションだが。鳥野や貴志美たちが外に出ていけたのも彼の手引きである。
「刻停間努」ときとまつとむ。それってだれ?かそあくのTである。刻停間という苗字にはそれなりに意味は…ない。何と無く「月姫」の「月姫蒼香」みたいな名前の子が一人欲しかったの、ってだけの話である。かそあくの中で一番影の薄いポジション。何ーとなくFちゃんと恋人らしい?のだが全貌は不明。いやいや、不明だけど最初から実はそういう設定だったんだってば。おちゃらけた性格っぽいが時々真実をつく系のイメージ。何と無くイメージ的に「酒屋の息子」ではないかなあ、と。かそあくの子って年齢も不明なら普段何してるか全く不明ですからねー。(そういう設定なんだけど)
かそあくしてない時の彼らの姿が出てくる時はあるのだろうか。なさそう。
「鳥野浩太」とりのこうた。みゃんおーワールド男子の中で1、2を争ういい名前ですね。…いい名前なんだけど、「やってることがうゆーさん」ポジションすぎて困る。というか最初のイメージでは「穂波兄」なイメージだったのですが。
色々と「運命に翻弄される主人公…と見せかけて主人公が全部悪いんじゃん!」というとんでもないポジションだった中間小説の三部作目の最後の話時代を経て、今…あんまりやってることが変わっていません…。おとなしく見えて実は破壊衝動の塊なのである。困った人だ。貴志美さん、苦労したんだろうなあ…本当…。ところで昔ちょっとだけやった「正義の殺人」の方の鳥野はそんなことになる前のちょっと「白い鳥野くん」な設定のはずである。あの話はまた刻停間ワールドとは別なんで、はい。まあ刻停間の鳥野も外の世界に出て貴志美さんとよろしくやっているのだろう。外とは時の流れが少し違う設定なので、そんなに年は取ってない感じかもしれないが、そんなに若すぎるほど若くもないくらいの感じになってはいるはず。っていうかギャルゲー風味小説なら全部のルートが終わったら貴志美さんや鳥野とちょっと交信できる話があってもよかった?という話なんですけどねえ。
色々実力不足である。
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