今日はIvo Pogorelichの誕生日だ。
おめでとう、マエストロ!
このスカルラッティなんて、あっちの世界へもっていかれます。
私が度肝を抜かれたポゴレリチの「夜のガスパール」。これを聴いた瞬間から私はポゴレリチの虜であった。
ピアノは誰が弾いても同じ音ではないというのを、改めて感じた曲だ。
バイオリンは自分の楽器というものがあり、ある意味、楽器も勝負のうちだけれども、ピアノは持ち運べずそこにあるピアノをみんなが弾く。なのに、音が違うのだ。
こんな音、聴いたことがなかった。
たまに異空間を漂っているのかと錯覚する音。
宇宙人なのではないかと思う、ポゴレリチのピアノをどうぞ。
ピアノの音に聴こえない……