今日も2冊読んだ。一冊は300ページ余り、もう一冊は500ページ余りの大著である。 必要な箇所はすべてノートにメモをした。
「読書の全技術」では、1日に10冊以上を読破することもあるという著者が、速読のための全技術を明かす。私の速読術と共通する部分が多かった。本はたくさん読めば読むほど知識量が蓄えられ、読むスピードが速くなる。読書を通して思考力が養われ、知識が身につく。テレビやインターネットでは、読書から得られるような体系的な知識や思考力は得られない。
「ベンチャー・キャピタリスト」にはグーグル、アップル、テスラ、モデルナなどに投資した世界の代表的なベンチャー・キャピタリスト30人(孫正義氏もその一人)が紹介されている。世の中には発明家と呼ばれる人と、それを資金的に支える資本家と呼ばれる人がいる。銀行はローリスク・ローリターンの投資先にしか貸さない。しかし、世界を大きく変える技術はハイリスク・ハイリターンである。ベンチャー・キャピタリストはこうしたハイリスク・ハイリターンに投資する。
GAFAといえども盛者必衰の世界。創業者が年を取れば成長と輝きは薄れていく。小さなヒットを量産してもたかが知れている。いかにして大ホームランの案件を見つけるか。世界を動かす最強の「キングメーカー」たちは黙して語らない。