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南英世の 「くろねこ日記」

藤井フィーバー

 家から歩いて5分くらいのところに将棋会館がある。昨日、ここで棋聖戦が行なわれた。
29連勝したときはたくさんの報道関係者や中継車でごった返していたのだが、昨日はそんなことはなかった。
もはや、タイトルを取ってもそれほど大騒ぎするほどのことではないという証なのだろう。

それにしても見事なものだ。
私は将棋は全く分からない。
でも、囲碁も将棋も勝負師の世界は同じだ。
冷静さと同時にものすごい精神力も持っているのだろう。
囲碁や将棋もある種のスポーツに近いものがある。
だから、最後にものをいうのは精神力である。
藤井棋聖にはもっともっと活躍してほしいと思う。
それと同時に、将棋や囲碁を楽しむ人がもっと増えてほしいとも思う。

囲碁人口はかつては1000万人と言われた。
それが今では、300万人を割っているとも聞く。
忙しすぎてゆとりを失ってしまったのかもしれない。
近隣付き合いがなくなり、対局する相手が周りにいなくなったのかもしれない。

中国ドラマを見ていると、どの時代のドラマにも必ず囲碁を打っている場面が登場する。
忙中閑あり。
職場でも囲碁を楽しむくらいのゆとりがあってほしいと思う。
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