父の思いは父にしかわからないけど
きっと、母に抱いてもらうことすらない息子を不憫にも思っていたのだろうと思う。
数年後母が妊娠した。
その時は母も喜んでいたようだ。
しかし、性別がわかった途端流産するのではないかというような無茶な行動をするようになったそうだ
そのかいもなく、出産し、私が生まれたのだ。
母を除く家族が喜びにわくなか
母だけが、不貞腐れた感じで
口も聞かなかったのだと後に祖母から聞かされた。
命名の際、祖父が姓名判断等色々して名前の候補を持ってきたが
それを突き返し
母は、名前なんでもいいよ提出出来れば!!
そう言って書いて提出した名前が私の名前だ