バイクに乗ってかれこれ18年
こんにちは でこよしです。
「何でバイクになんて乗るのだろう」
これは自分がバイクに乗るようになる前に
バイク乗りに対して思っていたことです。
そして今もたまに考える時が有ります。
でこよしが初めてバイクを買ったのは
札幌で学生していた20歳の時。
中学生の頃、仲間の中にはバイクに興味ある奴も居たけど
でこよしはあまり興味が無く、
高校生の時には、卒業して免許取ったら車に乗ることばかり考えて過ごしてました。
車に乗る様になってからは、もう車に乗ることが楽しくて楽しくて(*´∀`)♪
少しでも上手に運転出来ないかいつも考えながら走りまわり、
そのままアパートに帰らず車中泊したりしてました。
北海道ですので当然ツーリングのバイクもたくさん見かけましたが
ヘルメット被らなきゃいけないし人も荷物も積めないのに何でわざわざバイクなんて
って思ってました。
スキー場でバイトしてたんですが、
通勤で雪の峠道を走るのも毎日楽しかったな(^_^)
夏の間しっかり単位取って、冬はほとんどスキー場でバイトの生活
そのバイトで一緒だった人にカッコさんが居ました。
カッコさんは夏の間はバイク屋で冬になるとスキー場でバイトの人でした。
北海道のバイク屋は、冬はバイク仕事が無くなるので家庭用除雪機を扱う店が多いのですが、
カッコさんは一人でやってる店なんで、重たい除雪機はやりたくなくてスキー場に来ていました。
バイトも2年目のシーズンが終わり、4月になった頃、バイトの先輩でバイク乗りのFさんから連絡があり、カッコさんの店に遊びに行く事になりました。
Fさんは春から秋には造園屋さんです(^_^)
カッコさんの店は、でこよしが住んでたアパートからスキー場を挟んで反対側の街に有りました。
イメージしていたバイク屋よりもずっと小さく、10畳くらいだったかな…
奥にギッチリ3台程のバイクが詰め込まれると、手前は1台分のメンテスペースがやっとなくらい。
Fさんが店内唯一の椅子に座る。
カッコさんはFさんのバイクをメンテしていた。
「お前もその辺座っとけ」と言われて指示されたのは
カタログとオイルの入った棚の隣にある黄色い小さなバイク。
言われるままに跨ると、ウィンカーが着いてる事に気が付いた。
振り返ってみるとちゃんとナンバーが着いてる。
でこ「このバイクって道路走っていいヤツなんですか?」
カ「走れるにきまってるべさ。お前モンキー知らんのか?」
でこ「モンキー?…でもタンクのトコにはゴリラって書いてありますけど…」
カ「こいつはゴリラだけどタンク以外同じようなもんだからモンキーでいいのさ。」
でこ「免許は?」
カ「ノーマルなら50ccだから車の免許あれば乗れるぞ。俺のはボアアップしてあるから85ccだ。」
Fさん「俺もモンキーもってるよ。
お前も買っちゃえば?デカイ男が小さいモンキー乗ってるって面白いんじゃね?」
Fさんはそう言うとメンテが終わったFTRのエンジンをかけて試走に行った。
それまで全く興味の無かったバイク。
それも実用性ゼロのモンキー。
なぜそんな気になったか思い出せないが、
多分1週間くらい悩んだと思う。
人生初の「バイク欲しい病」(^_^)
バイト代の残りをつぎ込み
僕は初めてのバイク、
ホンダのモンキーの新車を注文したのです。
納車の日の帰り道、走り慣れた峠道で後悔したなー。
遅い!
車の流れに乗れない!
ライト暗っ!
危ないじゃんこんな乗り物!
ガソリンを入れようとスタンドに寄ると
小銭入れしか持っていないことに気がつく
でこ「小銭入れしかないんで、500円分だけお願いします」
スタッフ「え… たぶんこれ満タンでもそんなに入らないっすよ。」
でこ「えっっっ!?(´⊙ω⊙`)」
実際200円ちょっとしかかからなかった記憶があります。
(当時92円/リットル)
アパートに帰ってから、他の人もスクーターとか自転車を止めてる
外階段の下のスペースに止めたけども
何と言ってもあの小さなバイク。
盗まれやしないか心配で眠れない。
次の日には車の後部座席を取り外し車内にモンキーを保管する生活が始まる。
まだトランポなんて言葉も知らない頃(^_^)
夏はしっかり単位を取る為に授業が多く、バイトは出来ない。
食費を切り詰め、車もどうしても必要な時以外使わないようにして出費を抑え、
ボアアップと、教習所でバイクの免許を取る予算を確保。
しかーし!
ボアアップしたら今度はクラッチが滑る。
クラッチを強化したら足周りが不安。
エンジンと足周りが良くなると、ブレーキが止まらない。
モンキーばかりのショップツーリングに行くと他の人のカスタムに刺激されてしまう。
※この店のツーリングだけではないと思うけど、
北海道のモンキーツーリングは基本全開!
走りの性能を考えないカスタムではついていけません。
…次のシーズンのバイト代はほぼモンキーのエサ代としてカッコさん行きとなりました。
冬にはバラしてアパートの部屋(2階)へ
入れてあちこち磨きながらカスタムパーツを取り付けてました。
…ここまで書いていておもいましたが、
自分、ダメ学生ですね(^_^)
まあ、モンキーのお陰で工具の使い方からエンジンの仕組み、自分好みに仕上げる楽しさを教わったし、大学生活だけじゃ出会わないような人達と出会い、
それまで知らなかった世界を覗かせてもらったことは今ではかけがえの無い経験だと思いますけどね…
当時のでこよしには
高い授業料でしたわ。゚(゚´ω`゚)゚。
こんにちは でこよしです。
「何でバイクになんて乗るのだろう」
これは自分がバイクに乗るようになる前に
バイク乗りに対して思っていたことです。
そして今もたまに考える時が有ります。
でこよしが初めてバイクを買ったのは
札幌で学生していた20歳の時。
中学生の頃、仲間の中にはバイクに興味ある奴も居たけど
でこよしはあまり興味が無く、
高校生の時には、卒業して免許取ったら車に乗ることばかり考えて過ごしてました。
車に乗る様になってからは、もう車に乗ることが楽しくて楽しくて(*´∀`)♪
少しでも上手に運転出来ないかいつも考えながら走りまわり、
そのままアパートに帰らず車中泊したりしてました。
北海道ですので当然ツーリングのバイクもたくさん見かけましたが
ヘルメット被らなきゃいけないし人も荷物も積めないのに何でわざわざバイクなんて
って思ってました。
スキー場でバイトしてたんですが、
通勤で雪の峠道を走るのも毎日楽しかったな(^_^)
夏の間しっかり単位取って、冬はほとんどスキー場でバイトの生活
そのバイトで一緒だった人にカッコさんが居ました。
カッコさんは夏の間はバイク屋で冬になるとスキー場でバイトの人でした。
北海道のバイク屋は、冬はバイク仕事が無くなるので家庭用除雪機を扱う店が多いのですが、
カッコさんは一人でやってる店なんで、重たい除雪機はやりたくなくてスキー場に来ていました。
バイトも2年目のシーズンが終わり、4月になった頃、バイトの先輩でバイク乗りのFさんから連絡があり、カッコさんの店に遊びに行く事になりました。
Fさんは春から秋には造園屋さんです(^_^)
カッコさんの店は、でこよしが住んでたアパートからスキー場を挟んで反対側の街に有りました。
イメージしていたバイク屋よりもずっと小さく、10畳くらいだったかな…
奥にギッチリ3台程のバイクが詰め込まれると、手前は1台分のメンテスペースがやっとなくらい。
Fさんが店内唯一の椅子に座る。
カッコさんはFさんのバイクをメンテしていた。
「お前もその辺座っとけ」と言われて指示されたのは
カタログとオイルの入った棚の隣にある黄色い小さなバイク。
言われるままに跨ると、ウィンカーが着いてる事に気が付いた。
振り返ってみるとちゃんとナンバーが着いてる。
でこ「このバイクって道路走っていいヤツなんですか?」
カ「走れるにきまってるべさ。お前モンキー知らんのか?」
でこ「モンキー?…でもタンクのトコにはゴリラって書いてありますけど…」
カ「こいつはゴリラだけどタンク以外同じようなもんだからモンキーでいいのさ。」
でこ「免許は?」
カ「ノーマルなら50ccだから車の免許あれば乗れるぞ。俺のはボアアップしてあるから85ccだ。」
Fさん「俺もモンキーもってるよ。
お前も買っちゃえば?デカイ男が小さいモンキー乗ってるって面白いんじゃね?」
Fさんはそう言うとメンテが終わったFTRのエンジンをかけて試走に行った。
それまで全く興味の無かったバイク。
それも実用性ゼロのモンキー。
なぜそんな気になったか思い出せないが、
多分1週間くらい悩んだと思う。
人生初の「バイク欲しい病」(^_^)
バイト代の残りをつぎ込み
僕は初めてのバイク、
ホンダのモンキーの新車を注文したのです。
納車の日の帰り道、走り慣れた峠道で後悔したなー。
遅い!
車の流れに乗れない!
ライト暗っ!
危ないじゃんこんな乗り物!
ガソリンを入れようとスタンドに寄ると
小銭入れしか持っていないことに気がつく
でこ「小銭入れしかないんで、500円分だけお願いします」
スタッフ「え… たぶんこれ満タンでもそんなに入らないっすよ。」
でこ「えっっっ!?(´⊙ω⊙`)」
実際200円ちょっとしかかからなかった記憶があります。
(当時92円/リットル)
アパートに帰ってから、他の人もスクーターとか自転車を止めてる
外階段の下のスペースに止めたけども
何と言ってもあの小さなバイク。
盗まれやしないか心配で眠れない。
次の日には車の後部座席を取り外し車内にモンキーを保管する生活が始まる。
まだトランポなんて言葉も知らない頃(^_^)
夏はしっかり単位を取る為に授業が多く、バイトは出来ない。
食費を切り詰め、車もどうしても必要な時以外使わないようにして出費を抑え、
ボアアップと、教習所でバイクの免許を取る予算を確保。
しかーし!
ボアアップしたら今度はクラッチが滑る。
クラッチを強化したら足周りが不安。
エンジンと足周りが良くなると、ブレーキが止まらない。
モンキーばかりのショップツーリングに行くと他の人のカスタムに刺激されてしまう。
※この店のツーリングだけではないと思うけど、
北海道のモンキーツーリングは基本全開!
走りの性能を考えないカスタムではついていけません。
…次のシーズンのバイト代はほぼモンキーのエサ代としてカッコさん行きとなりました。
冬にはバラしてアパートの部屋(2階)へ
入れてあちこち磨きながらカスタムパーツを取り付けてました。
…ここまで書いていておもいましたが、
自分、ダメ学生ですね(^_^)
まあ、モンキーのお陰で工具の使い方からエンジンの仕組み、自分好みに仕上げる楽しさを教わったし、大学生活だけじゃ出会わないような人達と出会い、
それまで知らなかった世界を覗かせてもらったことは今ではかけがえの無い経験だと思いますけどね…
当時のでこよしには
高い授業料でしたわ。゚(゚´ω`゚)゚。
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