昨夜は、11時ごろにお風呂に行こうとすると、なんと母が一人で裸でお風呂の湯船の横に座っていました。寝ていると思ったんですが、パジャマを脱衣場に脱ぎ捨て、扉を開けたまま、お風呂のカランの横の手すりを握ってお風呂マットの上に尻もちをつく姿勢でべったりと座り、身動きができない様子でした。湯船には半分ほど水が張ってありました。
どうやら一人で勝手にお風呂に入ろうとしたらしいんですが、裸で風呂場に入ったものの、湯の出し方もわからず、何かの拍子に尻もちをついて、手すりにしがみついて動けなくなったようでした。冷え込んでいましたので、体もある程度冷えていましたが、裸になってまださほど時間は経っていないようでした。
「何してるんや!死ぬ気か!」「もし水風呂に落ちていたら死ぬところやぞ!」と思わず叱りましたが、本人は「風呂、入ろう、思うただけや」と不服そうな顔です。一人で動きもできんくせに!と思いつつ、妻と二人で母を立たせて自室(風呂の隣)まで歩かせ、体を拭いてパジャマを着せて、ベッドに横にならせました。そのときも「勝手なことするなよ!風邪でもひいたら命とりやぞ!」と怒ると、母は「もうっ!わかったる!」とむくれる始末でした。
無事でよかったですが、認知症の症状がひどくなり始めた時にも、一度同じようなことがありました。そのときは自分が何をしているのかさえ分からなくなって、風呂場で裸でウロウロしている状態でしたが、昨日は会話が成立していましたし、自分のしていることの自覚もあったようです。だから、心配はないとは思ったんですが、万一、夜中にまた勝手に風呂に入るといけないので、昨夜は、私が物音の聞こえやすい居間で寝ました。ただ、夜中に母がウロウロ歩いた形跡があるのに、私は全然気が付かなかったので、あまり意味がなかったかもしれません。r(^-^;) でも、気になってたびたび目を覚ましていたので、今日は寝不足です。(-_-;)
とまぁ、そんな騒動があったんですが、今朝はいつものように少々ちぐはぐな行動をして、お尻を妻に拭いてもらったりしながらも、機嫌よくデイサービスに行った母です。
今日は、2週間に一度の、膝のヒアルロン酸注射とかかりつけ医の診察だったので、私が連れて医者のはしごをしたんですが、インフルエンザ注射の人がいっぱいで、思いのほか時間がかかってしまいました。密に近い待合で何十分も待っているのは、ちょっと気を使いました。
ともあれ、無事に母を施設に送り届けて、帰宅したのがお昼前。それからすぐに妻と一緒に長龍広陵蔵の蔵開きに行ってきました。
近鉄電車の田原本線で箸尾駅まで。広陵蔵は、そこから徒歩で10分ほどです。
毎年開かれている蔵開きも、去年は飲食中止・販売のみでしたが、今年は予約制の入れ替え制で、時間を決めて飲食ができました。酒蔵の前の広場でワイワイと飲み食いするのも楽しいですが、時節柄、私は持ち帰りだけにしました。
駐車場が用意されていないので電車で行ったんですが、酒蔵までの道で大声で話すおじさんたちに遭遇。酔っ払い丸出し(笑)。でもそういう人たちも、さすがに2組ほどでした。
受付には次々と人が来ています。ただ飲食の時間帯ではなかったこともあって、3カ所の販売場所をウロウロして、みんな速やかに移動し、帰るので、知らない人と密に接することはありませんでした。
予約しておいた新酒と、クラフトビール、酒粕、そして菓子安のお目当ての品を買って、帰ってきました。
駅前まで戻って、いつものラーメン屋さんへ。「namaiki noodles」です。
待合席がいっぱいでしたが、券売機で食券を買って、待っている間に店のお兄ちゃんに渡しておくと、席に着いたころにすぐにラーメンが出てきます。一番奥の帽子の人が店主で、その左側のアルバイトのお兄ちゃんが接客係です。
いつも変わらぬ美味しさの、鶏塩白湯ラーメン♪ 何度食べても、食べるたびにやっぱり美味しい!と思います。(^-^)
そのあと、母の衣類などを買い物して、家に戻ってきました。
長龍で買ってきた酒類です。純米無濾過生原酒「初しぼり」4合瓶2本、クラフトビール「ヴァイセン」「新米新麦酒」一缶ずつ。左手前は酒蔵からのプレゼントのカップ酒です。飲むのが楽しみ~♪(^▽^)
酒粕は、250g4袋。毎年買って帰って、いくつか冷凍しておき、冬の粕汁に使います。
この酒粕漬のクリームチーズが美味しいんですよ~♪
菓子安の酒饅頭とみたらし団子。この時期の酒饅頭は、新酒の酒粕で作られていて、風味が抜群です♪ またみたらしは、甘くない醤油味なんですが、焼きたてを販売していて、これがまた格別の美味しさです♪
朝の、母の通院から、ずっと時間が押してきて、思っていた以上に遅くなってしまったので、今からは、風呂場の戸(引き戸でカギがかからないんです)を、夜中は開かなくなるように簡単な引っ掛けカギをつけて、あとは家の細かな修理などして、農作業は明日に回すことにします。