毎日が遺言

コロナ禍

 7都府県に緊急事態宣言が出て、大阪に通勤する人の多い我が町の駅前の医院から感染者が出た、とはいえ、駅から1kmほど離れた我が家の周辺では、家族以外に近距離で話をすることもあまりなく、のどかな日であります。
 ただ、小中学校は休校で、それに伴って妻の学研教室も部屋に集まる学習は中止、課題提出と点検だけになっています。本部からの指示なのだそうで、妻は「これでお金をもらうのは心苦しい」と言ってます。やっぱり質問の応答を個別にできることが大事だからね。でも、現状なら致し方なしというところ。
 母にとっても、駅前に出ていけなくなったのは残念なこと。週に1~2度、駅前の喫茶店に行き、商業ビルの中を歩いて回る、歩行訓練と気分転換を兼ねた“イベント”も、用心をして自粛しているのです。
 月一で飲みに行ってた駅前の飲み屋さんの大将が、我が家の前を通りかかって、車を止めたので、「店、どう? 大変やろ?」と訊くと「もう全然あきまへんわ~」と困り顔。ただ私も、飲みに行きたくても万が一のことがあって母に移したりすると命取りになるので、飲みにも行けない。「まぁ、収まったら、また行くわ」と言うしかありませんでした。
 農作業は、基本、広い場所での一人の作業なので、コロナの影響を全く感じませんが、緊急事態宣言の外側の県であっても、やはりそこここにコロナ禍が広がっています。
 宣言の対象に指されたところは、ホント、大変だろうなぁ。
 あーだこーだと面倒なこと言ってないで、とにかく今すぐに補助してやってほしいものだ。限定的な補助しかできないなら、多方面で限定を作って、それぞれに補助してほしい。できるだけ広く補助できるように、いろんな方面にもれ落ちなく取り組むこと、緊急に取り組むことを願います。マスク2枚も、たしかに助かる人はあるだろうけど、いろんな立場の人に必ず何らかの援助ができるように、下手な鉄砲みたいに数撃ってほしい。
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