朝からずっと、シトシトと振り続けている今日の奈良です。おかげさまで完全休養日です♪
良かったね~♪というところだったんですが、ちょっと大変なこともありました。
母は、朝の9時半から訪問リハビリ、11時から膝のヒアルロン酸注射の通院でした。母は、朝からちぐはぐなことをしていたものの、しっかりと歩き、体調はよさそうでした。
お昼を食べて、母は自室で休み、妻は学研教室の準備、私はブログの更新をしていました。
そのとき、風呂場で物音が聞こえました。風呂の蓋を動かしている音のようです。妻は別室にいるし、母は週に3回ヘルパーさんの介助で入る以外は風呂場に行くことはありませんでしたし、一人で風呂場に入ることはないはずです。
不審に思って風呂場を覗くと、素っ裸の母がお風呂マットを敷いて立ち、風呂の蓋を持ってそれをマットのように敷こうとしていました。ビックリして母に問うと「いや、お風呂に入るんと違うか?」と言います。「風呂はヘルパーさんとしか入ったらあかんやろ、危ないやろ」と言うと「そうか?」と言います。こういうとぼけた応答をするときはだいたい都合の悪いことをとっさにごまかす時です。
「とにかく部屋に戻り!」(母の部屋は風呂の隣です)と母を歩かせながら見ると、マットの上と脱衣場には小水がありました。部屋のベッドを見ると、一部分が黄色く濡れていました。ベッド下にも漏らした時用にシートを敷いてあるのですが、そこにも漏らしたあとがありました。
急いで妻を呼び、妻に確認してもらうと、外したパッドに小水と便がついていました。妻がお尻などを拭いて着替えさせてくれている間に、私はお風呂の掃除。そのあと母には居間に移動してもらって、二人でベッドのシーツを外し、妻があちこちを除菌シートで拭いてベッドをしつらえ、汚れたものを洗濯してくれました。
居間に戻ると、母は何事もなかったかのように新聞を開いていました(字が細かくて読めないんですが、写真などを見ているようです)。
母の前に座って「何があったかわかるか?」と訊くと「汚してしもうてん」と申し訳なさそうな顔をします。「そのあとは何したかわかるか?」と訊くと「わからへん」 で、裸で一人でお風呂に入ろうとしていたこと、あちこちを汚したこと、今は妻と二人で後始末していたことを説明しました。母は、初めて聞くような顔で黙って聞いていました。「汚したので、自分で何とかしようとしたけど、何をしたらええのかわからんかったんやな」と言うと「わからんかった」と言います。
そこで、失敗したときやどうして良いかわからなくなった時はすぐに家人を呼ぶこと(何度も言ってることですが)を言い、「お風呂に一人で入るようなことをして、知らないところで転んで頭でも打ってたら、命にかかわることやで」「どうしようかと思ったときは、絶対一人で動いたらあかん」と言い聞かせました。「一人で動いてケガでもしたら取り返しがつかん。かといってずっとそばにいたら田んぼも畑も学研教室もできへん。できるだけ家に入るようにしてるし、夫婦で畑に出ている時でも1時間に一度は必ず家を覗くようにしているから、失敗しても一人で動かずに家族を呼び」と言うと、神妙に聞いていました。
しかし、実際のところは、一度あたふたモードに入ると何をするかわかりません。ケアマネさんと方策を相談する必要があるようです。困りました。
お昼ご飯は、私の特製焼きそばです。下味を醤油に、青唐辛子のニンニク醤油漬けの醤油を使いました。少しピリ辛になって美味しかったです♪(妻は「ピリピリする~!」と言ってましたが(笑))
雨の完全休養日、ビールを楽しんでます♪