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毎日が遺言

 今日は特に急ぎの作業もなく、手首やひざの痛みも少しばかり出ているので、のんびりと過ごしました。ご近所では、稲刈りをなさっている家もあって、近隣ではとうとう我が家の田んぼだけがまだ刈られていないということになり、少々気持ちがざわざわしますが、まぁ、稲刈りは週末と決めたので、家の中でごそごそしながら過ごしましょう。(^-^)
 ということで、「くぼ柿」と呼んでいる甘渋の柿を採りました。妻が作っていた干し柿が、この台風の間にわずかながらカビが出たので、もう少し作り置くことにしたのです。甘渋の柿というのは、はじめのうちは渋柿なんですが、熟れるにしたがってだんだん甘くなってくる柿のことです。
 くぼ柿は前栽の隅に生えていて、塀の外から高枝切ばさみで採ります(内側からは前栽の木が邪魔になるのです)。柿泥棒みたいですね(笑)。はさみが届く範囲で30個ばかり採りました。高枝切ばさみで小枝ごと採ってから、剪定などする小さなハサミで、軸のところをT字型に残して切っておきます。吊るしやすくするためです。
 試しに、一番赤いのを剥いてみました。この黒い点々が甘くなっている証拠です。この柿は、はじめはこの点々がなくて白っぽい色をしているんですが、徐々に黒点が増えていって、全体に広がると古風な甘みの柿になります♪ 母や妻と一緒に味見をしましたが、とても甘くて美味しかったです♪
 裏庭には渋柿がありますが、こちらもだいぶ色づいています。これは青いうちに合わせ柿にするんですが、我が家はあまり食べないので、妻が20個ぐらい合わせ柿にしてくれたあとは、採らずに放ってあります。真っ赤な熟柿になったら鳥たちのご飯になります。
 のんびりしていたら、お客さんがありました。近所で一人住まいしているおばあさんの、今は大阪在住の娘さんで、「ふだん何かと作物をいただいているから、お礼に」と、お菓子を持ってきてくださったのでした。そして「おばさん、お元気ですか?」と聞いてくださったんですが、ちょうどそこに、母が通りかかったので、手招きすると、「母が車に乗っているので連れてきます。おばさんに会いたがってたんです!」と走って外に出て、そのおばあさんを連れてきてくれました。母も玄関から外に出て、おばあさん同士の何年ぶりかの再会となりました。
 以前は二人ともシャキシャキと歩いていたんですが、今は互いに杖をついてよちよち歩きになっています。今は二人とも思うように外を出歩けないので、久しぶりに顔を見ることができて、母も涙ぐみながら喜んでいました。母にとっては、思わぬうれしい時間になりました。
 お昼は、カレーオムライス。晴れたり曇ったりのお天気なので、すっきりと気持ちよく晴れてくれるように、笑顔を太陽を描いてみました♪
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