三島市手をつなぐ育成会の今年度最後の行事となる
「子供が幸せに暮らしていくために知っておきたいこと」の講習会を
講師に 鶴田安弘 様 (静岡県立富士見学園 施設長代理)をお迎えして行いました。
障害者支援施設のサービス管理責任者としてのお立場から
支援員が障がいがある人に向かって、どのようなことをすると
「虐待」となるのか、具体的な事例をたくさんあげて
説明してくださいました。
「支援員が・・・」の部分を「私たち親が」
「利用者に」の部分を「わが子に」と置き換えて考えてみると
ふだん子どもに対して行っている態度や言葉の中に
「もしかして虐待にあてはまるのかも?」とハッとしました。
人は幸せになるために生まれて来るのですよね。
後半は、親亡き後の子供の事例を鶴田様が社会福祉士として関わられた
いくつかの事例を具体的にお話していただきました。
「手帳」を持っていない軽度の方は福祉サービス事業所と繋がっていないので
親亡き後に苦労していることに考えさせられました。
1か月前に「成年後見制度」の勉強会をしたばかりなので
その時のお話を思い出しながら事例をうかがったことで
さらに理解が深まったと思います。
熱心にわかりやすく話してくださったので
参加された皆様も、話に引き込まれていました。
「我が子が、いつまでも・・・親亡き後も、幸せに暮らしていって欲しい」という願いは
私たち親の共通の思いですよね。その思いがさらに強まった講習会でした。
鶴田様、ありがとうございました。