「せせらぎ増刊号」☆三島市手をつなぐ育成会のブログ☆

三島市手をつなぐ育成会は、三島市に在住・通勤・通所している障がいがある人の親の会です。活動の様子を載せています。

講習会「障害のある子どもが幸せに暮らしていくために知っておきたいこと」を行いました。

2016-03-18 23:55:58 | 三島市手をつなぐ育成会

三島市手をつなぐ育成会の今年度最後の行事となる

「子供が幸せに暮らしていくために知っておきたいこと」の講習会を

講師に 鶴田安弘 様 (静岡県立富士見学園 施設長代理)をお迎えして行いました。

障害者支援施設のサービス管理責任者としてのお立場から

支援員が障がいがある人に向かって、どのようなことをすると

「虐待」となるのか、具体的な事例をたくさんあげて

説明してくださいました。

「支援員が・・・」の部分を「私たち親が」

「利用者に」の部分を「わが子に」と置き換えて考えてみると

ふだん子どもに対して行っている態度や言葉の中に

「もしかして虐待にあてはまるのかも?」とハッとしました。

人は幸せになるために生まれて来るのですよね。

 

後半は、親亡き後の子供の事例を鶴田様が社会福祉士として関わられた

いくつかの事例を具体的にお話していただきました。

「手帳」を持っていない軽度の方は福祉サービス事業所と繋がっていないので

親亡き後に苦労していることに考えさせられました。

 

1か月前に「成年後見制度」の勉強会をしたばかりなので

その時のお話を思い出しながら事例をうかがったことで

さらに理解が深まったと思います。

熱心にわかりやすく話してくださったので

参加された皆様も、話に引き込まれていました。

「我が子が、いつまでも・・・親亡き後も、幸せに暮らしていって欲しい」という願いは

私たち親の共通の思いですよね。その思いがさらに強まった講習会でした。

鶴田様、ありがとうございました。