JRの特急踊り子号に乗って東京方面から来ると、熱海を過ぎると単線になり30分弱で伊東へ到着する。
路線がJRなのはここまでで、この先は伊豆急行の線路になる。
JRの終点であり、時間帯によっては東京方面からの普通列車も伊東まで直通するものもある。
わざわざ特急に乗らないでも、気軽に行くことの出来る温泉地の一つであろう。
湧出量は日本屈指であり、温泉宿やホテルも多い。
このホテルラヴィエは伊東駅から徒歩5分程度の距離で、伊東温泉の象徴的な建物の東海館の斜向かいに立っている。
最大の特徴は、多くの源泉(玖須美1,5,6,12号泉、岡97号泉、鎌田9号)を持つ豊富な湯量であろう。湯量は毎分620Lである。
もちろん源泉かけ流しであり、湯船が非常に大きかったのが特徴的であった。
また大浴場は近年リニューアルをされたようで、和風でありながらモダンな雰囲気を作っていた。
単純温泉と低張性・弱アルカリ性・高温泉の混合泉で、無色透明、無味無臭で肌当たりは柔らかい。
湯上りの保温力はかなりのもので、しばらくは体がぽかぽかと温かかった。
ホテル施設の古さは隠せないが、適宜手を入れているようで不便さは感じなく、
何より、温泉に集中投資していることは明らかだ。
自信のあるところに力を入れることは正しいと感じた次第である。
★★ 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) 自家源泉湧出量 620L/分
静岡県伊東市竹の内1-1-3
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