山梨県に古くからある温泉街の一つが、下部温泉だ。
東京からの場合、中央本線の特急「あずさ」か「かいじ」で約1時間半の甲府駅から、身延線の特急「ふじかわ」に乗り換えて45分乗車すると、下部温泉駅に到着する。
車の場合は、中央道の双葉JCTから中部縦貫自動車道が部分開通しており、下部温泉ICまで高速道路で繋がっている。
都区内からだと、4時間あればお釣りがくるだろう。
山間の静かな温泉街で、十数軒の旅館がある。
少しひなびた印象も持つが、それも良い。
東京からそれほど遠くない距離で、このような場所があるのも良いではないだろうか。
足湯は、湯之奥金山博物館の駐車場内にあり、駅から近く、容易に歩いて行くことができる。
車の場合には、駐車場の中にあるため、目の前まで行くことが出来る。
下部温泉郷にいくつ源泉があるのかは知らないが、この足湯は、しもべ奥の湯高温源泉という源泉から引いてきているようだ。
アルカリ性単純硫黄温泉(低張性-アルカリ性-高温泉)で、とろみと少し強めの硫黄臭を感じることが出来る。
湯温は季節によって多少調整されているようで、初夏の今は少しぬるく、いつまでも入っていられるようだった。
身延線は本数が少ないので、わざわざ途中下車をするほどではないが、ドライブの場合には立ち寄っても良いと思う。
アルカリ性単純硫黄温泉(低張性-アルカリ性-高温泉) 源泉湧出量 200L/分
山梨県南巨摩郡身延町上之平1787番地先
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます