山梨県と神奈川県の県境付近にある山間の温泉施設で、中央道上野原ICを降りて、南に15分ほど下った辺りにある。
公共交通機関では、中央本線上野原駅からシャトルバスの利用となるが、本数が少ないので調べてから向かってほしい。
料金は750円。(夕方以降は400円)
受付からすぐ、温水プールが広がる。
そして、その前に飲泉所がある。
このように、ロビー&待合所に飲泉所があるのは非常に珍しいと思う。(筆者は初めて見た)
プールを囲むようにして、男湯と女湯の暖簾がかかっており、その先が浴室である。
ここの特徴は、20人は入れるであろう源泉の浴槽である。
自家源泉湧出量は200L/分と豊富だが、源泉温度は36.4℃と生ぬるく、多くの人々(特にご年配の方々)がゆったりと浸かっている。
その他の浴槽は、いずれも加温の内湯と露天風呂である。
アルカリ性の湯のため、入っている時にツルツルする感覚はあるが、湯から出た時は肌寒い。
源泉風呂にいくら入っても、温かみの満足感はあまり得られないのが、筆者としてはプラスにならない。
また、加温の内風呂が浅く、こちらはマイナスイメージすらあった。
筆者は今回、温水プールとサウナには入らなかったが、サウナに関してはロウリュウサービスがあるそうで、全国大会での上位常連らしい。
東京から近い割には、アルカリ性がしっかりと感じられる温泉だった。
ICからの距離を鑑みても、都内から行きやすい温泉施設だと思う。
アルカリ性単純温泉 自家源泉湧出量200L/分
山梨県上野原市秋山2210
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