どろろ ［２７８］

無事に４８体の魔神を倒し終えたので書き込みです。
これは手塚治虫の漫画が原作の映画版をゲーム化したアクションゲームです。
原作の漫画版は何度も読みましたが、映画の方は見ておりません。
プレイした感想はというと、普通にアクションゲームとしては問題の無い作りで、操作も直感操作で特に問題もない感じです。
ですがやはり３Ｄアクションの宿命のカメラにはやたら悩まされまくりました。
ほとんどの場所はフリーカメラなのですが、一部固定カメラになる場所がありまして、これがひたすらに鬱陶しかったです。
フリーカメラの場所だったのが突然固定カメラに切り替わり、移動方向がおかしくなってしまう事が良くおきました。
それで落下したりするものですから、まじでウザイだけのシステムでしたね。
アクション部分は特に問題はないのですが、スライスというシステムがちょっちウザイのですよね。
このスライスっていうのが攻撃を当てると、一定時間の間に指定された順番にボタンを押し続ける事で連続攻撃ができるのです。
ただこのスライスは時間切れる前にフィニッシュ攻撃をしないと成功した事にならないのです。
時間ギリギリまで粘るとフィニッシュできなかったりしますので、ある程度でフィニッシュしないとって感じです。
ただ問題がありまして、ボタンを押す順番は固定ではなく毎回違うのです。時々ボーナスかと思える一個のボタンだけ指定の時がありますが、それは本当に時々起きる程度なんですよね。
ちなみに自分がスライス成功で最高つないだのが３０です、一個だけ指定の場合は６０近く行きますが。
ゲーム自体は全部で８章のストーリー構成で、漫画版と同じ感じを受けましたが、やはり色々と差異がありますね。
原作は４８体全部を倒さずに終了してるので、魔神が追加されたのははしょうがないとしても、取り戻す体の部位が違ったりしてました。
極め付けに違うのはどろろが人の子じゃないトコロですね～。漫画だとどろろの過去の話なんかもあるんですけどもね。
そこは映画版準拠なのかな？
それと開始早々思った事が一つ。
原作のサメの魔神の話はあるのかな～と言う事なのです。海辺での戦闘なんかもあるのかな～と思ってたら、バッサリカットされてましたね・・・・。カットされてるのはこの話だけじゃないですけどもね。

クリアまでプレイした感想はというと。
アクションゲームとしては問題は特にない感じですね、ほとんどの魔神もそこまで苦戦しなくても倒せる感じです。
ただラスボスだけは大問題がありますけどもね・・・
ラスボスは形態変化しての４連戦なのですが、最初の形態から倒し方よりも弾薬の補充どうすんだ？となりました。
第二・第三形態はどちらかといえば分かりやすいかな。
問題なのは第四形態で、そもそも連続技を入れろと出てるのにボスは全く動きを止めないし、うまく連続技が入っても止めにスライス４８連続というのがかなりヤバイです。
自分がプレイ中にスライスを決める場合は大体が２０～２８の間なのですよ。
一応４８入れろという分少しは時間が長めですが、４８回＋フィニッシュまで一回のミスも許されませんし、ミスると連続技を入れるトコロからやり直しで、スライスも一回しか挑戦できないというかなり酷い作りになっております。
しかも連続技を入れられるのが真正面からのみな上に画面奥から手前に向かって飛んでくるボスに攻撃を当てる必要があるので、とにかく攻撃を当てずらいのです。
かりに連続技を当てられたとしても、一発目はヒットしたのに吹っ飛ばされたり、連続技の〆のタイミングで吹っ飛ばされたりと、そもそもＨＰを削りきるのが困難なのです。
削った分が減ったままならそこまで問題でもないのですが、連続技・スライスの失敗＝全回復なのですよ。
それこそ偶然スライスが１ボタンモードだったら楽勝なのでしょうが、そんな奇跡はそうそう起きませんからね・・・
正直な感想としては、ラスボスがすべてを台無しにしてるゲームという感じでしょうかね。
そこまでは楽しかったんですけどもね～

追記：
なんか調べたらスライスの数をふやす刀がありました。
これ知ってたらラスボスは楽勝だったかも・・・・
７章クリア後の７章ボスのトコロまで行けばよかったわ。