徒然BOOGIE-LIFE

私の私による私のための徒然日記。暇つぶし。

ゴッドファーザー

2008-12-28 00:08:20 | 映画
 2,3ヶ月前にゴッドファーザーのDVD-BOXを中古店で購入した。だいたい9000円くらいだった。しかし、その後ネットで調べてみると新しくリマスターされたものがアマゾンで7000円せずに新品で売っていた。すごく損した。
 まー、それは置いといて、そうとう久しぶりにゴッド・ファーザーを見た。前見たのはいつだか忘れたが10年くらい前であることは確かだ。あまり記憶にも残っていないので、初めて見る感覚に近い感じで鑑賞した。
 まず、長い!。決して悪い意味ではないが長い。しかし、時間を感じさせないのである。さすが名作!。1~3でだいたい600分くらいか。10時間にも及ぶ。仕事のせいで夜しか時間がなく、面白いからやめられないので寝不足この上ない。
 個人的にはヴィト役の「マーロン・ブランド」が最高である。なんと言うか、格好良い、格好良すぎるのである。あの、しゃがれた感じでポツリポツリ喋る姿がクールだ。ああいう雰囲気、カリスマ性ってのはなかなかお目にかかれないものだ。役のハマリ度的には「羊達の沈黙」のアンソニー・ホプキンス、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイド、「沈黙」のケビン・ベーコンなどと同様、確実にONLY ONEの存在感である。
 もちろんアル・パチーノも最高であるが、マーロン・ブランドは別格である。この映画の全てを物語っている存在である。
 一般的にコッポラ監督は暴力シーンを描写しないことで有名だったらしいが、そのようなことを知らずに見た私には、そんな風には思えないくらいハードな面と、家族愛などのソフトな面が一緒になった映画だった。家族を守るためにファミリーをつくったヴィトと、それの対比で組織(ファミリー)を守るために家族を失っていくマイケルの姿や苦悩は非常に重く、リアルで、仕事がら自分と姿を重ね合わせてしまい、マイケルの気持ちに深く同情してしまった。少し自分と似ているように勝手に感じてしまった。10年前に見たときはこんなこと思いもしなかったが、家族や仕事を持ち、改めてこの映画を見てみると、とても深く、優しい、クールな作品である。
 

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