クリスマスの催し

去年は12月23日と24日の2日間、コカリナコンサートや演歌歌手を招いての歌謡ショウをやりましたが、今年はもっと静かにやろうかと考えています。今のところ、キャンドルの灯だけで薪ストーブの前で音楽を聴きながら、ワイングラスを傾けつつ炉辺話または朗読をするなんてのはどうかと。12名でいっぱいになってしまうわがカフェとしてはこんなこじんまりとした会がいいのかなと。お腹は満たしてきてもらって、6時ころからおつまみだけで。亭主も輪の中に入れてもらって、だらだらと時間を過ごす、そんなイメージを考えています。20日から25日まで(23日水曜日はお休み)。　暗闇と静けさがいやだという方には向かないイベントです。(笑)

 

 

 

 

秋薔薇

冬間近のこのころ四季咲きのバラがひょいと咲いていることに気付く。予想外の出来事にうれしくなる。木々の葉が落ち、だんだん冬めいてきて寂しくなるこのころ、わが庭は意外に色彩豊かである。枯れ葉、落ち葉の黄や紅とまだ咲き残っている花々の黄や赤が輝いて、その華やかさは夏真っ盛りのころよりもむしろ豊饒ですらある。春、桜の散るのもいいが、秋、枯れ葉が一枚一枚落ちて舞う姿もいいものだ。

ヴェルレーヌ　『落葉』　

上田敏　『海潮音』より　

秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
ひたぶるに
身にしみて
うら悲し。

鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。

げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。

 

 

霧

都心は晴れているのに日野市は濃霧。川霧か。50メートル先は見通せません。

カタツムリが。。。

カフェ入口も