そして思い熱く感じる故人の終戦。
ヒロシマ、ナガサキの原爆投下。
この情報はいち早く部隊へ知らされた。
恐ろしい爆弾だと...。
その後、水杯を交わし命令を待つ。
目的は敵艦への特攻。
しかし、飛び立つ一週間前に迎えた終戦。
その後の人生は苦難だった。
魂が抜けた自分は、この世に存在してはいけない自分。
自分はもう死んでいると思い、死ぬ気で開墾に身を投じた。
そう思えるまで一年の月日が流れていた。
作物の成長に、安らぎを感じ、平和を感じる。
やがて家族を持ち、家も建てた。
だが、その重い口はそれ以上の過去は語らなかった。
8月。
重く感じる月です。
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