
ハワイ周辺の海底に太陽信仰の祭祀場跡
ハワイ諸島の周辺の海底には、巨石が放射状に並べられた構造物が偏在しています。
他の海域にこのような構造物が見られないため、この海域にかつて存在した古代文明に起因するものだと推測できます。

巨石で描かれた放射状の模様
で紹介しているものと同程度で、250m前後。

直線状に並べられた構造物の長さは約6.5kmで、だいたい東京駅から品川駅までの距離です。

こちらの海域では、だるま状の構造物を中心にして放射状に巨石を並べています。平地に形成しなかったことに何か意味があるのでしょうか。

直線状に並べられた構造物の長さは約6.5kmで、だいたい東京駅から品川駅までの距離です。

こちらの海域では、だるま状の構造物を中心にして放射状に巨石を並べています。平地に形成しなかったことに何か意味があるのでしょうか。

ちなみに、上述のだるま状の構造物の形が火星にある隕石衝突によって形成されたクレーターと形が似ています。
海底が陸地だった頃に、隕石の落下によって形成されたクレーターなのかもしれません。

[出典] NASA/JPL/UArizona
なお、この放射状の構造物は、太陽を現していると考えられることから、太陽信仰の祭祀場跡だといえるのではないでしょうか。


なお、放射状の構造物は、ハワイ諸島南側の海域にも見られます。(下記は、カウアイ島の南側)
こちらの巨石は、ハワイ諸島の北側にあるものに比べて半分以下の大きさになっているものが多いように見受けられます。


こちらの海域にあるものは、放射状の構造物の中央に更に巨石が並べられています。


神話に出てくる海底巨石
こちらの巨石は、ハワイ諸島の北側にあるものに比べて半分以下の大きさになっているものが多いように見受けられます。


こちらの海域にあるものは、放射状の構造物の中央に更に巨石が並べられています。


神話に出てくる海底巨石
なお、パラオ諸島に存在するメレクエオクと呼ばれる巨石群にまつわる神話の中に、海底の巨石に関する記述があります。
下記に、『ハワイ南太平洋の神話―海と太陽、そして虹のメッセージ (中公新書)』から引用します。
人間を飲み込んだ大蛇が男子オラカルを生んだ。
この蛇は方々で追われたので、オラカルは親蛇をカヌーに乗せて旅立った。浅瀬を通りかかると海の中で物音がした。そこで、彼は海に潜ってみた。
すると、海の中で神々が岩で集会所を作っていた。神々は石の粉が目に入って困っていた。
オラカルは神々に「集会所の作り方を教えてくれたら、目に粉が入らない方法を教える」と言った。神々はその技術を教えてくれた。
そこで、オラカルは「石の粉を吹く時はかならず目をつぶるように」と教えた。
そしてオラカルは、人間に集会所の作り方を教えた。それが今、大きな遺跡として残っているのだ。
編集後記
太平洋の平均水深は、約4000mといわれています。
水深200mより下は光が届かない深海で、水圧的にも古代の人類が素潜りで4000m下の海底に遺跡を築くのは不可能です。
陸地が4000mも沈下するのも現実的には考えずらいです。
なので、消去法でいくと、太平洋が陸地だった時代に、宇宙規模で大量の水が地球に降り注いだことによって、遺跡が海底に沈んだと考えざるを得ません。
(約1万3000年前に彗星の水蒸気が、ノアの大洪水と呼ばれている約4300年前に月の内部の水が地球に降り注いだ?)
【初代アマテラス】
かつて、太平洋に存在したとされるムー文明を築いた王の名はラ・ムーで、“ラ”は太陽や光を表すとされています。
そして、太陽科学万能の最盛期、王は太陽信仰の最高神官として崇められており、ムー文明を築いた王は日本に移り住んだといわれています。
ハワイ諸島周辺の海底にある太陽信仰の祭祀場跡は、このムー文明に起因するものなのかもしれません。
さらに、放射状の列石が、地面に描いた太陽が天を照らしているように見えることから、ムーで暮らしていた人たちはアマテラス族の祖先なのかもしれません。
そして、ムー文明にまつわる話が事実だとすると、初代アマテラス (アマテラス族の長) はラ・ムーなのかもしれませんーー。
【出典】「Google Map」「Google Earth」「コヤッキースタジオ」
「海底に残る古代文明の痕跡<太平洋>」