三国志
1971年~1986年連載
1971年から横山光輝氏により15年間連載されたもので、三国志ブームの先駈け的漫画。
三国志は2世紀末の中国が舞台で、政治腐敗により時の統一王朝の権威が失墜し、統治能力がひどく低下していたことが全ての始まり。
そして、飢饉や疫病に対する無策に苦しめられた農民が「黄巾(こうきん)の乱」という大規模な反乱を起こすところから物語が始まる。
後漢王朝にはこの反乱を抑える力はすでに無く、地方豪族の力に頼り鎮圧したことで、後漢王朝の凋落を見抜いた豪族達が台頭し始めた。
それらの豪族同士の争いが、やがて「魏」、「呉」、「蜀」の3大国間の戦いとなっていく様子が描かれた歴史書「三国志演義」が原案となっている。
編集後記
三国志にはまるきっかけは、寮の古新聞ボックスに横山光輝氏の三国志の単行本が大量に捨てられていたことに始まります。
「もったいない」と思って部屋に持ち帰り、夏休み中に1巻から読み始めたら、会社に対して感じていた不満を代弁してくれるシーンが多くてすぐにハマりました。
三国志の単行本を捨ててくれた人、ありがとう!
【記事引用】「週刊ビジュアル三国志/世界文化社」
【画像引用】「三国志/横山光輝/希望社」