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釧路スポーツセンター

2013年05月14日 | 釧路



 釧路スポーツセンター



 釧路の鳥取南4丁目にあったプール兼スケートリンク。

 当時、北海道氷上競技連盟の副会長だった三ツ輪運輸社長の栗林定四郎氏が中心となり、市内の有力企業に呼びかけて、十條製紙の用地に建設しました。

 十條製紙は遊休土地だったこの場所を青少年のスポーツ振興と健全育成を目的に貸与し、出資もしていたそうです。






 プールとスケートリンク



 釧路スポーツセンターは、1967年6月1日にオープン。

 4月下旬から9月中旬までがプール、10月上旬から3月中旬までがスケートリンクとして利用されていました。

 十條製紙の工場からスポーツセンターに蒸気供給用の配管が行われ、市内初の温水プールでもありました。







 開場時間は、プールが午前10時から午後8時30分(日曜・祝日、夏休み中は午前9時開場)。スケートリンクは、午前10時から午後4時まで。

 入場料は、遊泳料、滑走料ともに大人350円、高校生250円、小中学生以下が120円。休業日は12月31日と1月1日のみで、年中利用できました。








 編集後記



 通っていた小学校にプールが無かったので、水泳の授業はスポーツセンターで行われていました。放課後や休みの日も友だちと一緒によく利用していました。

 スポーツセンターは十條製紙釧路工場の持ち物だったため、山陽国策パルプと合併して日本製紙に名称が変わった頃に閉鎖されたようです。

 時代の流れとはいえ、少年時代に慣れ親しんだ場所が無くなるのは寂しいものです。。



【出典】「釧路市体育施設要覧」 「釧路百年」「釧路の製紙(下)

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