あきよしブログ

南埼玉郡旧百間(もんま)村 地区と家の古今

日記で使われていた難文字

2013-10-11 | 熱海療養日記 大正二年(1913)

    日記で使われていた文字

恁麽(こんな インモ) 
其麽(そんな)  甚麽(どんな)  什麽(そもさん どんな)

泥濘(でいねい)  只管(ひたすら)  寂寥(せきりょう)  有耶無耶(うやむや)
変梃(へんてこ)  其侭(そのまま)  所謂(いわゆる)  塩梅(あんばい)
蹂躪(じゅうりん)  恩沢(おんたく)  海嘯(つなみ カイショウ)  聯隊(れんたい)
奈何(いかん)  凓烈(りつれつ?)  顛状(てんじょう)=額状
驕傲(きょうごう)  御櫃(おひつ)  伂然(はいぜん)  歔欷(きょき)
抑々(そもそも)  蜿々(えんえん)  犇々(ひしひし)  愈々(いよいよ)
捗々しい(ばかばか)  䔥々(しょうしょう) 

豈計らんや(あにはからんや)  餉(かれい ショウ)  嚊(かかあ)=嬶
俤(おもかげ)  苟(かりそめ)  漣(さざなみ)  蠎(うわばみ おろち)
徴(しるし)  序(ついで)  癪(しゃく)  懇(ねんごろ)  焉(いずくんぞ)
稍(すこし ソウ)  耶(よこしま)=邪   迚(とても)  慥(たしか)
儘(まま)  (よう)  乍(ながら)  壓(おさえ)圧  茲(ここ しげる)

恁んな(こんな)  怎で(いかで)  號ぶ(よぶ さけぶ)  窺う(うかがう)
繞る(めぐる まとう)  猥りに(みだりに)  抛つ(なげうつ)  隤す(くずす)
委しい(くわしい)  凌ぐ(しのぐ)  吝か(やぶさか おしむ)  忽ち(たちまち)
徐ろ(おもむろ)  聊か(いささか)  敢て(あえて)  殆ど(ほとんど)
凌ぐ(しのぐ)  宥す(ゆるす)  誂え(あつらえ)  頗る(すこぶる)  扨て(さて)
凌ぐ(しのぐ)  悉く(ことごとく)  齎す(もたらす)  徒ら(いたずら)
漸く(ようやく)  欹てる(そばだてる)  愈る(まさる)  斯く(かく)
恰も(あたかも)  抉る(えぐる)  犇めく(ひしめく)  瞑った(つむった)

咽む(のむ)  拍つ(うつ)  縋る(すがる)  娶る(めとる)  慄く(おののく)
慄れる(おそれる)  迸る(ほとばしる)  固より(もとより)  縊る(くびる)
倦る(あきる あぐねる)  夥しい(おびただしい)  認める(したためる)
臥せる(ふせる)  拵える(こしらえる)  甞って(かって なめる)
竊か(ひそか ぬすむ) 聊か(いささか)




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