洗車機に入れようと
車を動かす私
洗車機の前にはポールペンが落ちている!
使い捨てのポールペンには
○○と名前のシールが貼ってあった。
○○さんは、3ヶ月前に
大阪から来た営業マンで
一緒に働くのは、今回が初めてで面識も無かった。
私より年上だが
入社は私より後みたい
後輩なんだけど
仕事の話は、お互いに敬語で話をしている。
しかし、大阪人なんで
ボケたり突っ込んだりは
タメ口なんだよね。
親切な私は、○○さんにボールペンを届ける事にした。
右手に私のボールペン
左手に○○のボールペンを持ち営業事務所に入る
事務所には、○○さんの他に営業マンが4人居て雑談をしていた
私が○○さんに話し出すと
全員が聞く体勢になる!
私「お前が落としたのは、この高級なボールペンか?それとも、このクソみたいに小汚いボールペンか?」
○○「私が落としたのは、そのクソみたいに小汚いボールペンです。」
私「正直者のお前には、このクソみたいに小汚いボールペンを授けよう」
○○「正直に言ったのに、高級なボールペンはくれへんのか~い!」
その場に居た全員が爆笑する
私と○○さんは無言のまま見つめ合う???
私「んっ?」
「大阪の人って
皆さん、そんな感じなんですか?」
私「えっ!なにが?普通に落し物を届けただけやで」
「全然普通じゃないですよ」
○○「これが大阪のスタンダードなんですよ♪」
私「そうなん?」
○○「すぐ裏切るやん!」
全員爆笑
こんな日常会話で喜んでくれるのね♪