小坂峠付近で馬方をしていた熊谷萬蔵は、ある夜、峠にさしかかった場所で旅に疲れた一人の老人を自宅に招待しもてなした。翌朝、老人は自身が稲荷神社の化身であると名乗り、礼として三頭の馬を萬蔵に贈った。萬蔵は贈られた三頭の馬を資金に稲荷神社を建立。自らも出羽三山で修行し、神仏の信奉生活と社会奉仕に生涯をささげ、「大阿闇梨金剛院祐観」の院号を受け、後に即身仏となった。彼が信仰し守りつづけた賀良明貴稲荷神社を、信者たちはいつしか萬蔵の名前を含めて、「萬蔵稲荷様」と崇め称えるようになった。
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小原温泉紅葉9日
ぶらっと家内とドライブ
丸森町不動尊公園の紅葉(カメラを忘れ携帯電話でした8日