スポニチアネックスがこんなタイトルの記事を掲載しております。
渡辺オーナー仰天構想 巨人がパ・リーグ移籍へ
(ちなみにタイトル画像は
ずたたん様よりいただいております。)
既にこの記事を読まれた方も多いと思います。
まだ先走った感のある記事ですが、ある程度予想できている動きだと思います。
(追記:こんなニュースもあります。
★
横浜、10球団なら1リーグ制賛同へ
★
巨人、阪神案を受け入れず対立鮮明に)
で、僕は極端に思うのですが…
一度プロ野球は死んだ方がいい。できればファンの手で殺したい。
もうね、企業スポーツとして「構造」=いわゆる「土台」が間違っているんだから、その上につぎはぎで何を積み重ねてもダメですよ。
急場しのぎにはなっても、いつかはまたダメになる。
いっそプロ野球は河川敷から…
などと、ここまで書いてまた挫折してしまった。
「また」というのも、最近の僕は合併問題について何度も記事をアップしようとしては、途中で消してやめてしまっているのです。
申し訳ないが、語れば語るほど、「もうどうしようもない」という気持ちがどんどんと沸いて来て、
プロ野球が嫌いになりそうなんです。
野球が嫌いになることはなくても、プロ野球は嫌いになりそうなんです。
合併問題を記事にして真剣に語ることは、本当に疲れる作業です。
それでも、いろんな方がブログで記事にされていたりします。
そして、署名運動などで全国を走り回っているファンの皆様には、本当に頭が下がる思いです。
これらは全て、「キミよ、俺たちで変われ」というファンから経営者へのメッセージのはずです。
しかし、いくらファンが走り回っても、経営陣はこちらの声なんてまるで無視して、読売の放映権料の取り合いをしています。
しかし、彼らにも同情すべき点はあります。
企業スポーツの構造がある限り、「俺たちはまっとうなことをしているだけ。経営者として当然だろう」といわれれば、確かにそうなんですよ。
急場しのぎといわれようが、どれだけ非難をうけようが、「儲け」と「利権」を考えないといけないのが経営者の宿命なのです。
じゃあ、やっぱり一度リセットしたほうがいい。
で、以前の記事にトラックバックをいただいていた
at most countableさんの記事に僕が残したコメントをそのまま貼り付けて、記事の代わりにしたいと思います。(ちなみに、管理人のめたか様は、阪神・星野SDに直接メールを送られたようです)
ずいぶんとお返事がおくれてしまいましたことをお詫びいたします。
はじめまして。マンガウルフと申します。
さて、昨今署名活動などファンの動きが活発化している野球界に、メールという方法で提言をしていくというのは面白い案だなと思います。
ただ、僕自身がやるかというと…。
今回の合併騒動からの一連の流れを追っていくにつれ、どんどんと疲れて醒めていく自分が手に取るようにわかるんですよ。
「もうどうしようもなさそうだ」と。
僕は阪神ファンですが、他の阪神ファンの方よりはパリーグの試合も大好きで、ケーブルテレビでもよく観戦しています。
で、北海道に移転した日本ハムの試合に感動したり、西武の試合終了後のウイニングロードに感動したりと、喜んでいたところにこの騒動。
もう僕はプロ野球ファンとして、「一度愛でプロ野球を殺さなければいけない」と思い始めています。
そして、地獄の淵からよみがえって来いと。
かならず帰って来れるはずだと。
そして、一年後か二年後にプロ野球が復活したときに残っているものだけが、きっと本当に大切なものなんだから…と。
今回の騒動での一番の問題は「ファンへの説明責任を経営者がまったく果たしていない」ということだと思います。
Jリーグのマリノスとフリューゲルスの合併問題のときは、当事者の選手・チーム・そしてファンが何度も話し合いの場を設けて真剣に討論し、なるべく傷つく人が一人でも少ないようにと。努力をくりかえしたといいます。
そんな、ファン心理の基本的なこともわからないプロ野球の経営者たち。
ファンへの説明責任を星野SD一人に押し付けているような経営者たち。
そんな根本的におかしな人たちがトップにいる限り、「プロ野球は一度死んだ方がいい」「できればいっそ我々の手で殺した方が…」とまで最近僕は思っています。
ちょっと支離滅裂な文章かもしれませんが、このコメントに手を加えたものを僕のところで記事にするかもしれません。
失礼しました。
投稿者: マンガウルフ (7月 23, 2004 03:05 午後)
以上がコメント欄からのコピーです。
映画「スチームボーイ」のキャッチフレーズに「僕は未来をあきらめない」というかっこいいセリフがあります。
それにプロ野球になぞらえていえば…
僕は未来をあきらめない
ならば今、破壊しよう
もっと輝く未来のために
いつもながら、乱暴ですみません。
今日もタイガースを応援します。