カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

巨人・ナベツネがオーナーを辞任 【追記】プロ野球・終わりのはじまり?

2004年08月13日 16時35分05秒 | ☆提言・苦言・球界再編
高校野球みながらNHKのニュース見ていたらナベツネ辞任のニュースが。

詳しくはわかりませんが、「ドラフトで選手を獲得するのにルール違反があったから道義上その責任をとるため」ですって。

ナベツネ辞任はずいぶん前から言われていたことなんで僕としては「あ、そう」てなもんで特に驚くこともなかったです。
生きている限りは権力振るい続けるでしょうし、むしろ後方から目立たぬように「院政」を行うことができる分、世間の風当たりも弱まってかえって有利なんじゃないかなぐらいに思います。

「選手獲得にルール違反」って、裏金のことか?
そんなもん逆指名が導入されたときから、球界の常識でしょう。
巨人も阪神もダイエーもその他の球団も、かつては一人の選手を獲得するのに10億も20億も払っていたという噂が公然とあったぐらいで。
ともかく我々が思っているよりも裏金が各球団の経営を圧迫してきたことは間違いないみたいです。

いまさら責任なんていわれてもアレですが、公然と「責任をとる」といって辞任してしまう“ウラ”と“作戦”はなんでしょうか??
読売に利益のない行動は決して取らない人物ですから、必ずウラがあるはずです。
それを見極めることが大切。


今ちょっと漫画の仕事が大忙しでして、充分にブログのコメントなどに返信を返せないのが申し訳ないです。
ただ、このニュースだけはちょっと言及しないとまずいなと思い、フォトショップを止めてネットを立ち上げキーボードを叩いております。
そんなわけですが、とりあえず報告までに。
詳しくは後日、もうすこし僕の仕事が落ち着いてからということで。

機動力が落ちていて申し訳ないです。。。





現在コメント欄での皆様との会話で認識を深めている最中です。(←ほんと、皆様にはいつもお世話になっています。)
いそがしいので入っていけないかもしれませんが、なにか皆さんの推測やご意見を残してくださるとありがたく思います。




で、以下はコメント欄にも書きました僕の考えです。



僕はこの一件を、かなり懐疑的に見ています。

裏金が飛び交うドラフト制度を各球団の猛反対のなかむりやり可決したのはジャイアンツです。
その額は200万なんてとんでもない。
将来有望な選手に何億もつぎ込んでいることがまったく珍しくないというのが球界の常識です。

その裏金の存在を公然とオモテに出したことにより、経営者側・選手側・そして裏金の恩恵を受けてきた大学野球・社会人野球・高校野球などアマチュア関係者の道義的責任が今後問われることと思います。
もちろん裏金をつぎ込んでいるのは巨人だけではなく、我々が応援するタイガース以下ほぼ全ての球団にその疑いがあります。
200万円レベルでいえば、どの球団でも「食事代」などの名目で渡しているに間違いありません。

裏金にペナルティがないのはコミッショナーがさぼっているからです。
(追記:あくまで罰則にペナルティがないのは「プロ側に」です。アマチュアには受け取る行為に罰則規定があり、一場選手も処分対象になるということは報道のとおり。
ちなみに去年8月のプロ野球実行委員会ではこの罰則規定の話がもちあがったそうですが、12球団の思惑が交錯し、導入にはいたらなかったそうです。)

別に罰則規定がないのは今の根来氏だけの責任ではありませんし、今回の一件でも動くか動かないかさっぱり期待はできません。

根来コミッショナー、悪いことは言わん。はよやめんかい。

今後、当然選手会ストライキにも批判的な声が挙がる事は間違いないと思われます。
裏金を受け取ってプロ入団した選手にとっても、後ろめたい話ですから。
ナベツネの真意は案外そのあたりにあるのではないでしょうか?

ナベツネの考えはまだ推測でしかわかりませんが、僕は今回の一件でプロ野球そのもののあり方にメスが入れば、それがなによりだと思っております。

しかし、それよりもなによりも、プロ野球全体に対するファンの気持ちがよりいっそう醒めていくことが予想されます。

純粋な野球少年たちに説明できない裏金疑惑・そして今回のナベツネ辞任劇。

これは決して明るいニュースなどではなく、我々ファンの姿勢そのものも問われる大事件だと思います。

それでもあなたはプロ野球を応援しますか?


僕ですか?

「僕は未来をあきらめない」

プロ野球の輝く未来を。