カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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ナベツネ辞任に関するさまざまな各BLOGの考察~これは本当に陰謀か?

2004年08月14日 14時54分29秒 | ☆提言・苦言・球界再編
読売巨人軍・渡辺恒雄前オーナーの引責辞任のニュースから一夜明けました。この「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」でもこのニュースに関してこちらの記事「巨人・ナベツネがオーナーを辞任 【追記】プロ野球・終わりのはじまり?」を掲げ、皆様にさまざまなコメント、トラックバックをいただきました。
本当に皆様ありがとうございます。

一夜明けましてもTBをいただく件数は増え続け、野球専門ブログだけにとどまらない、このニュースに関する皆様の関心の高さを示しております。




僕はお盆にも関わらず本業である漫画・イラストの仕事が大忙しのために機動力が落ちており、すべての皆様のご意見にリアクションが取りづらいのが申し訳ないのですが、すべてのコメント・TBに目を通させていただいて、仕事をしながらもいろいろと考えをめぐらせておりました。
おかげでかなり寝つきが悪く、布団に入っても、何度も起きてはまたパソコンの前に座り、いろいろと情報を手に入れたり、考えをめぐらせたりと・・・




さて、僕の最初の意見は先ほど紹介させていただいた昨日の記事にある通りです。
で、いろいろとTBしていただいた皆様の記事のなかで「これは」と思うものを独断でここに挙げてご紹介しておこうかなと思います。

ちなみに事実関係を追ったスポーツ新聞などのニュースソースに関してはここでは紹介いたしません。あくまでブロガーの独断と偏見による意見のみをご紹介いたします。
(もしニュースだけを追いたい場合は「習慣ベースボール」様の「たれこみBBS」が参考になると思います。)

ちなみに僕のブログはリンクが「新しいウィンドウで開く」ので、サクサクとみていくことができます。
是非以下にご紹介する各記事を実際に読み込んでいただきたいと思います。




(括弧つきの太字部分は当該記事から引用させていただいております。)

「ナベツネ辞任で思うこと(ほとんど愚痴)」
「本日の飼葉桶 ~野球と競馬と何冊かの本~ 」のはみ様のご意見です。

「キレイ事いっても、選手だってカネカネカネじゃん、しかも表に出せないカネまでもらってんじゃん、という風潮になって、「頑張れ選手会」って雰囲気じゃなくなっちゃうとか、ストライキやりづらくなるとか、やっても世論を自分の側につけられないとか、そうなるのが心配。」


「渡辺恒雄オーナーの辞任に関する考察。」
こちらは「アンチナベツネ巨人ファン」である、ひかる様のご意見です。

「一場投手は単にスケープゴートにされただけなのです。」

はみ様に近いご意見。
説得力のある文章とニュースソースによる裏づけ・またなにより野球に対する溢れんばかりの愛情によって、大変完成度の高い記事になっております。

また、「大学4年間、毎週末は神宮に駆けつけ、一場の登板した試合は殆ど全てを生で観てきた。」そうで、渦中の一場投手の実際を肌で知る方の貴重なご意見だと思います。


「【号外】ナベツネ辞任」
こちらは今日、「自称阪神タイガース評論家」のtorao様からいただいたTBです。

「ナベツネ辞任=陰謀説」に基づき、事態の経緯から、要点のまとめまで、非常にわかりやすく丁寧にまとめてくださっています。
♪さすが評論家を名乗ることはあるじゃな~い。
でも、自称ですからっ…!残念!!(←冗談です。一度やってみたかっただけです)


僕は、以上の皆様のような見解に激しく共感しております。
ナベツネ辞任=陰謀説とでもしましょうか?



しかし一方で、こういったご意見もあります。
ナベツネ辞任=裏らしい裏はない説(仮)です。

「ナベツネ退任に裏らしい裏があったか?」
当ブログではおなじみ、「マジメにぼやいてみよう」の小谷様のご意見です。

「マスコミっていうのは「大衆の味方」=「大衆の代弁者」の立場を取るのがその存在意義というか、それでこそカネを払ってもらえるわけだし、世論の大半が球団合併&1リーグ制移行への動きを快く思っていないときに今さら「カネまみれの選手が偉そうなこと言うな!」みたいな選手叩きの報道なんかできますかね?」

「ナベツネ辞任はスト権を確立したばかりの選手会に対する牽制に違いない」と推測する意見に対する、もう一方の見解です。
実際にマスコミ関係のお仕事をされ、マスコミ報道の裏を実際に知る小谷様ならではの鋭いご意見です。説得力がありますぜ、こたに元帥。


「いやあ~照れるがや」

小谷様の記事には僕もコメント欄に質問をいくつかさせていただいております。深夜だったにも関わらず丁寧な回答をしてくださっており、大変感謝しきり。そちらも是非ごらんください。




で、「陰謀説」「裏らしい裏はない説」のどちらが正しいのでしょう?

僕は、案外この二つの説の中間あたりに落ち着くのではないかと思っています。


みもフタもない事を言えば、「我々は経緯を見守るしかない」のです。それは一場投手も同じことだと思います。
実際、僕の意見も含めたさまざまな推測は、あくまで推測でしかありませんから。

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【追記】
「経緯を見守るしかない」は僕の言葉足らずでした。申し訳ないです。
「見守る」というよりは「見極める」ですね。
「我々は経緯を見極めるしかない。そして声をあげるしかない」
以上のように読んでいただくと幸いです。(ひかる様、TBとコメント欄にてのご指摘どうもありがとうございます!まさにそのとおりです。)
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ただ今回の引責辞任問題をきっかけとして、球界再編問題・裏金問題・ドラフト制度改革問題などの議論が深まることのみを心から期待してやみません。
その一点については皆様も同じ考え方だと思います。


あと、印象的な言葉を一つ。

「どうしたの、渡辺さん?」
ブログ、「長くても100年程度の生活。」様からいただいたTB記事より。

「『野球選手になりたい』と真剣に語る中学生が身近にいます。
彼はこういうニュースを見てどう思うんでしょう。
彼に『どう思う?』と問われたら、なんて答えたらいいんでしょう。」


「僕は未来をあきらめない。」

是非ともそう答えてください。

たとえ感傷的すぎると笑われても、理想を語ることからしか輝く未来は訪れないでしょうから。
妥協を語ることしかしなかったから、現在のプロ野球の危機があるのだと僕は思ってますから。




また、「とりあえずいっとけ!?」のkamu様が「ナベツネ辞任」に関するアンケートをやっておられます。

「とりあえず入れとけ!?」ということです(笑)。


他にもTBいただいた記事にはご紹介してみたい興味深いものがたくさんあったのですが、時間の都合で全てとはいかなかったことをお詫びいたします。みなさまどうもありがとうございました。(もちろんまだまだTBは受け付けておりますので、宜しくお願いいたします。)

では、仕事にもどります。