この藤川球児投手のイラストは、ウインドウズ標準装備のお絵かきソフト「ペイント」のみを使用して描いております。
野球をほとんど知らないにもかかわらず
「B.B.B.」として古田応援歌の収録に参加してくださったKenさんによる「BLOG STATION」企画、
【TB企画】秋のブログ・ゲージツ祭に参加しました。
いや、普段は紙に描いた物をフォトショップに取り込んで加工したり、フォトショップ+ワコムのタブレット(自慢の最新モデル)という方法で絵を描いているので、ものすごくとまどいましたが、楽しかったです。
で、Kenさんは確実にタイガース・藤川球児投手を知らないとおもいますので、
画像リンクをどうぞ。
Kenさんが描いた僕の似顔絵よりは似ていると思います!
さて、ドンタコスのセントラル優勝が決まった事により、より集中してタイガース戦を観戦できるようになりました。
「大観衆の1万2千人」というアナウンサーの一言にはかなりの無理がありました。
序盤と中盤はタイガース先発の江草とカープ先発の佐々岡による、投手戦。
佐々岡はタイガース打線を6回終了時点までわずか内野安打一本におさえる完璧な内容。
対する江草も初先発ながら広島打線をわずか4安打におさえる好投。
で、7回に試合は動きます。
タイガースは連打と失策でノーアウト満塁の大チャンス。
えてしてノーアウト満塁は点が入らないと言われますが、まさにその通りの展開。
打点王を狙う金本選手の浅いファールフライで、俊足・赤星がサードからタッチアップするも本塁アウト。
で、桧山さんもきっちりショートゴロにより、案の定無得点。
対するカープは、記録にはあらわれない鳥谷の深追いによるレフト前ヒットに代打・木村一のレフト前ヒットにより待望の1点を先制。
で、ここからが今季のタイガースとカープを象徴するかのような展開。
9回。
記録はヒットだったものの、尾形のまずい守備によって出塁した赤星を塁上に置いて、今岡の逆転ツーランホームラン!
しかしそのウラ。
オーストラリア タイガースの
暫定 至宝、ウイリアムスが初球を思いっきり先頭・尾形にしばかれ
なんと同点。
10回裏。
広島がツーアウト2・3塁。そしてカウント2・2から久保田の暴投によりランナー生還。
ガッツポーズの広島ナイン。
しかし…
ハーフスイングをした打者・栗原が三振(スイングした)という判定にも関わらず
走っていない。
ボーっと立っていた…!!
本来なら「振り逃げ」のケースにも関わらず一塁に送球され、あわてて走り出すも、時すでに遅し。
なんとスリーアウト・チェンジ
(笑)。
もちろんランナーの生還も認められず。
サヨナラ勝ちのはずが、さらに延長に。
「言葉もないわ。廊下に立ってろ!」と顔面にはっきりと書いた山本監督。
「すでにボーっと立ってましたから、残念!」と顔面にはっきりと書いた栗原さん。
今夜は寝れないでしょうね、クリハラ。
そして延長の11回。
アニキが放った金本のツーランでほぼ試合は決定かと思われましたが…。
その裏、日本を代表する
セカンド、藤本サンの失策により出塁した尾形を塁上に置き、久保田さんが代打・前田に
同点被弾。
お…おわらない!!
で、結果は…
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 |
えー、すべてなかったことになりました。
サードに今岡を配置し、鳥谷をショート・藤本をセカンドとする「2005年仕様」で望んだ注目の試合だったのですが…収穫は江草の好投だけでしょうか。
○要所要所でミスを連発
○バントは失敗「送れない」
○エラーは必ず失点につながり
○救援陣はことごとく不安定
○
栗原はルールブック無視の棒立ち…(←問題外)
後半は両軍の今季を象徴するような、「派手だけど締まらねぇ」ゲーム展開でした。
そりゃ、中日が優勝しますって。
それを妙に納得した今日の広島市民球場でした。
あ、似顔絵の藤川サンは、なんとかヨレヨレながらも無失点で切り抜けました。
座右の銘を「弱気は最大の敵」から「無事是名馬」に変更申請した球児の、いっそうの活躍をお祈りしています!