プレーオフの賛否は承知のうえですが、今日の西武対北海道日本ハムのプレーオフ第3戦には感動しました。
初回、セギノールの3ランで先制したファイターズ。
そして、3回。カブレラの逆転満塁ホームランで巻き返すライオンズ。
4回のライオンズ追加点は、ファイターズ・入来による押し出し四球。
痛恨の追加点を許した入来投手ですが、弁解の余地はあります。
今日の球審・山本氏は全投手の逆球に関して、ことごとく「ボール」と判定。
ルールブックの通りに判定を下していれば、この追加点は本来なかった。
7回ツーアウト、チャンスの場面で新庄。
「ここでタイムリーが出ればファイターズの勝ち。その逆ならライオンズの勝ち」
そんな事を思いながら見守ったファンタジスタ・新庄の打席。
結果は、ピッチャーゴロ。
長田にポキリとへし折られたバットが、むなしくグランドに転がりました。
しかし、日ハムの奇跡はおこった。
9回表、先頭の高橋信の打球は懸命に突っ込んだセンター・赤田のグラブぎりぎりに落ちるシングルヒット。
あきらめないファイターズ。
マウンド上はライオンズ守護神・豊田。
ワンアウト後、バッターは木元。
直球にタイミングのあわない木元に放たれた落ちないフォークボール。
思いっきり振りぬかれたバット。舞い上がる白球が長い滞空時間を保った後、ライトスタンドへ。
同点ツーラン・ホームラン!
マウンド上で顔を赤くし、うなだれる豊田。
歓喜に包まれる日ハムベンチ。
流れは一気にファイターズに…!!
…のはずだった。
9回ウラ、マウンド上は守護神・横山。前の回からの登板だ。
先頭バッターは和田。その7球目。
本塁上で、もみくちゃになる和田。
歓喜の輪が解けたとき、彼のユニフォームの上着は背中まではだけていた。
ヘルメットは、なぜかそのまま。温情か?
試合の詳細スコアはこちらから。
北海道日本ハムファイターズの優勝は、消えました。
試合後、札幌から駆けつけたファンも多数いたというレフトスタンドに全員で挨拶に向かう日ハムナイン。
打たれた横山は涙を拭うのに必死でしたが…もちろん、そんな彼を責める人間など1人もいませんでした。
たしかにプレーオフ制度は、その制度そのものが賛否両論です。
ホークスの立場とペナントレースの過程を考えると、僕もいまだに疑問があります。
ただ、この西武と日ハムのプレーオフ3連戦に、僕をはじめとする多くの野球ファンが感動したことだけは、紛れもない事実だとここに記しておきます。
CSのチャンネルを変えると中日・川崎投手の引退試合が。
元同僚の引退試合に華を添えるため、ケガをおしてスタメン・一番で打席に入った古田を三振。
つづく宮本・岩村も三振。
なんと3者連続三振!
直球のスピードは135~6キロがやっと。
それでも、最後のマウンドにかける気迫が勝りました。
予定の1回を投げ終えた川崎投手に鳴り止まない拍手。
花束の贈呈、そしてなんと、ヤクルト・中日の両ナインによるあたたかい胴上げ。
とまらない涙を流しながら、何度も両手をあげ、お辞儀をし、去っていった川崎投手。
今日はいろんな男泣きを見た一日でした。
やっぱり野球って、素晴らしいですね。
初回、セギノールの3ランで先制したファイターズ。
そして、3回。カブレラの逆転満塁ホームランで巻き返すライオンズ。
4回のライオンズ追加点は、ファイターズ・入来による押し出し四球。
痛恨の追加点を許した入来投手ですが、弁解の余地はあります。
今日の球審・山本氏は全投手の逆球に関して、ことごとく「ボール」と判定。
ルールブックの通りに判定を下していれば、この追加点は本来なかった。
7回ツーアウト、チャンスの場面で新庄。
「ここでタイムリーが出ればファイターズの勝ち。その逆ならライオンズの勝ち」
そんな事を思いながら見守ったファンタジスタ・新庄の打席。
結果は、ピッチャーゴロ。
長田にポキリとへし折られたバットが、むなしくグランドに転がりました。
しかし、日ハムの奇跡はおこった。
9回表、先頭の高橋信の打球は懸命に突っ込んだセンター・赤田のグラブぎりぎりに落ちるシングルヒット。
あきらめないファイターズ。
マウンド上はライオンズ守護神・豊田。
ワンアウト後、バッターは木元。
直球にタイミングのあわない木元に放たれた落ちないフォークボール。
思いっきり振りぬかれたバット。舞い上がる白球が長い滞空時間を保った後、ライトスタンドへ。
同点ツーラン・ホームラン!
マウンド上で顔を赤くし、うなだれる豊田。
歓喜に包まれる日ハムベンチ。
流れは一気にファイターズに…!!
…のはずだった。
9回ウラ、マウンド上は守護神・横山。前の回からの登板だ。
先頭バッターは和田。その7球目。
西武和田への7球目はフォークボールが抜け気味で甘くなった。積極性を忘れない主軸が見逃すはずはなかった。打球は劇的なサヨナラ本塁打となって左翼席に消えた。「甘い球を振っていこうと思っていた。打った瞬間入ったと思った」と笑顔で振り返った。(以上、ニッカンより)
本塁上で、もみくちゃになる和田。
歓喜の輪が解けたとき、彼のユニフォームの上着は背中まではだけていた。
ヘルメットは、なぜかそのまま。温情か?
試合の詳細スコアはこちらから。
北海道日本ハムファイターズの優勝は、消えました。
試合後、札幌から駆けつけたファンも多数いたというレフトスタンドに全員で挨拶に向かう日ハムナイン。
打たれた横山は涙を拭うのに必死でしたが…もちろん、そんな彼を責める人間など1人もいませんでした。
たしかにプレーオフ制度は、その制度そのものが賛否両論です。
ホークスの立場とペナントレースの過程を考えると、僕もいまだに疑問があります。
ただ、この西武と日ハムのプレーオフ3連戦に、僕をはじめとする多くの野球ファンが感動したことだけは、紛れもない事実だとここに記しておきます。
CSのチャンネルを変えると中日・川崎投手の引退試合が。
元同僚の引退試合に華を添えるため、ケガをおしてスタメン・一番で打席に入った古田を三振。
つづく宮本・岩村も三振。
なんと3者連続三振!
直球のスピードは135~6キロがやっと。
それでも、最後のマウンドにかける気迫が勝りました。
予定の1回を投げ終えた川崎投手に鳴り止まない拍手。
花束の贈呈、そしてなんと、ヤクルト・中日の両ナインによるあたたかい胴上げ。
とまらない涙を流しながら、何度も両手をあげ、お辞儀をし、去っていった川崎投手。
今日はいろんな男泣きを見た一日でした。
やっぱり野球って、素晴らしいですね。