「何これ? 」:世界
「この世界はあなたの世界であり、私の世界である。
これを例えれば人の頭数だけ光線が相互いに照らして
おるように、私が死んだら私の富士山も、私の地球も天体も、
私の茶碗もなくなってしまう。」 (澤木興道)
私から見た景色と、あなたから見た景色は、
同じようでもあり、違う様でもある。
【閑話休題】:「石川県珠洲市の地震」について
石川県珠洲市がある能登地方では、2020年12月から震度1以上の
地震が160回以上発生しており、国土地理院によると、
珠洲市の地表面は2020年12月以降およそ4センチ隆起していて、
地震活動の活発化と地殻変動はほぼ同じ時期に起きていると
分析されています。
本年6月19日にも、震度6弱を観測する地震が起きました。
その後、6月20日(月)にも震度5強を観測するなど地震活動が
活発な状態が続いています。
この地震の原因は、「“流体”が関与している」と推察されています。
「流体が溜まっていることで地面を押し広げて、今回のような
隆起や群発地震を生じさせたと考えられています。
流体とは、例えば、ガスや水、またマグマも流体ですが
能登半島には火山がないので、原因は恐らくマグマではないと
考えられています。
太平洋プレートが沈みこむ際に引き込まれた海水の一部が、
温度や圧力の影響で上昇して地下に溜まったことで地面が
隆起したと見られており、その後、まわりの岩盤に力を与えた
ことが群発地震の原因となっていると考えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/b8/60f42358e9040b1287ed669a4c463f41.png)
(図はネットニュースから:ANNニュース、2022.06.21)
また、現在も地殻変動がゆるやかに続いていることから、
地下でこの水が移動しているとも考えられます。
今後、数ヵ月から半年間は地震活動に注意が必要とのこと。
火山性の地震なら、火山の活動をモニタリングしていれば、
地震の発生もある程度予測できます。
「水」の様な流体が原因で起きる今回の能登半島地方の
地震は、その発生予測が困難です。
能登半島地震はこの様に、地中の熱によって温められた「物体」が
上昇して地震を引き起こるとと言う事は、寒い季節には、
地中の温度が全体的に低いことから地震は起こり難いと考えられます。
逆に考えると、暑い夏場がアブナイ………
「水塊」が地表へ移動する過程で地震が発生する確率も
高くなるでしょう。
早急に、流体を原因とする地震の予知の研究を
すすめて欲しいものです。
こんな状況では、コロナが終息しても、オチオチ
能登半島への旅行も出来やしない………
「ランプの宿」も豪奢になってしまった様ですが………
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(2022.3/15:ブログ)。
我が家の節電等:(”地震利用の発電を…?……なんやそれ……)
* 余震あり簾の奥に誰かいる
2022.08.01/moai291
※思いは人それぞれです。「侮辱罪」も施行されたようですので、内容は当然の事ながら
「個人的見解」と言う事で……記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。