「何これ? 」:輪廻
「自直の箭を恃まば、百世箭なし。」
(韓非子)
真直ぐな「矢竹」を何時までも待っていても
巡り会う事など無い。
子孫においても、然り。
【閑話休題】:ビジネスモデル
「保有効果(授かり効果)を考慮に入れたビジネスモデル」
「保有効果」とは、一旦自分が手に入れたものに愛着を感じ、
手放すのが惜しくなるという心理的傾向。
『このビジネスモデルの応用例』
①「無料」でお試し
無料体験したサービスは、無料期間後もそのまま購入したくなる。
(というより、手放したくなくなる。)
無料で入り口のハードルを下げ顧客に関心を持ってもらえば、
その後、多くの顧客がそのままサービスの契約し続ける
ケースが多い様です。
すでに愛着が湧いた無料サービスに、多くのの価値を
見出してしまっているので、手放したくなくなる様です。
②「安価なサービス」と思わせる
一旦、安くサービスを提供して、後から値上げをする。
つかみとして、とにかく利用してもらい、その後利用金額を
上げても、顧客離れは少ない。
一度使い始めたサービスは値上がりしても多くは退会しない。
③「返金保証」を付ける
返金保証とは、その商品を気に入らなかった場合は、
商品を使ったあとでも返品可能にするアフターサービス。
顧客に安心感を与えるために返金保証をつけても、
意外と事業収支へのマイナス影響はでない。
(返品してくる確率は少ない。)
④「抽選販売」
抽選販売は、結果が出るまでは擬似的に所有している感覚を
消費者に与え続けるので、その後の販売にも繫がる。
⑤「オークション」形式
オークションで入札して待っているいる間は
擬似的に保有している状態になる。
失いたくない気持ちから、他の入札に対し、通常では
出さない様な高値で入札してしまう事がある。
トップで入札している人は、擬似的にその商品を所有している
感覚が出ている。
(買ったつもりで、買ったあとの自分を想像してしまう。)
以前に「髭剃りのホルダーを無料で配布」し、それに使用する
「専用の剃刀」を販売するビジネスモデルで業績を伸ばした会社も
ありました。(シック・インジェクター剃刀)
この様に企業は、様々な策を弄して顧客の囲い込みを
図っているようです。
これらのビジネスモデルに「乗る」もよし、「避ける」も
も良しでしょう………
自身の価値観を大切にさえすれば……………
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ)
我が家の節電等:(節電無料お試し期間はないの…?なんじゃそれ………)
* 廃原発砂地に根付く浜昼顔
2022.05.26/moai291