「何これ?」:忍辱
「忍の徳為ること、持戒苦行も及ぶ
能わざる所なり。
能く忍を行ずる者は、乃ち
名づけて有力の大人と為す可し。」
(『仏遺跡教経』)
耐え忍ぶこと(忍辱)を守り
出来る者は、本当の徳ある人。
【今日の思込】:生きた証……
三重県名張市で1961年、
女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」。
1月29日付で元死刑囚の妹による
特別抗告が棄却された。
89歳で病死した奥西勝元死刑囚の
再審開始を認めない決定が下された。
5人の裁判官のうち、
判事1人は「再審を認めるべきだ」との
反対意見をつけた。
特別抗告棄却を支持した4人の裁判官の意見は、
新たな証拠の鑑定が「専門的知見に基づく
科学的根拠を有する合理的なものとはいえない」
としたこれまでの判断を踏襲し、
「有罪認定に合理的な疑いを生ずる余地はない」
として元死刑囚側の特別抗告を退けた。
しかし、「有罪認定」にも合理的かつ
科学的根拠も薄い様な事件と思われるのですが……
「疑わしきは被告人の利益に」という
刑事裁判の鉄則から考えると疑問が残る。
せめてこの種の審判には、裁判官の
全員一致を原則とすべきではないのでしょうか?
過去10回にわたる再審請求で、最高裁判所の
裁判官が反対意見を述べたのは今回が初めて……
そもそも、被告人(死刑囚)が89歳で病死するまで
死刑執行をためらっていた理由は何故なのでしょうか?
(2015年、肺炎で死亡)
” 63年も前のことまだ言ってんのかい…”
なんてお馬鹿な事を言う人もいる。
それなら何年前のことなら言っても
イイという事になるのでしょうか?
被告人(死刑囚)は、
モウ病死しているので ” ことさら……”
と言う人もいる。
モウ亡くなっているとしても、
その人の「生きた証」が正しくないとしたら、
浮かばれないのではないのか……
* 何時届く思い伝える冬菫
2024.02.03/moai291
※世界平和のためと、自身のために「節電」しましょう。
我が家の節電等:(死んでも節電?…なんやそれ……)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……