「何これ? 」:言
「人の言は、すべからく容れて之を択ぶべし。
拒むべからず、また惑うべからず。」
(佐藤一斎)
己の考えに固執せず、人の話をよく聞くこと。
そして中身を吟味すべきとしている。
【閑話休題】:五輪開催理由
尾身会長は「このような状況でいったい何のために大会を
開くのか、明確な理由を国民に説明すべき」としている。
1、「下等官房長官のコメント」(6月3日)
”今回の大会については ①震災から復興した姿をお見せすること、
また ②新型コロナを克服し、③世界規模の課題を解決する能力を示して
いくこと、さらに日本の文化や優れた様々な魅力、これを発信する
機会だ”と、相も変らぬ的外れの発言をしています。
①「震災から復興した姿をお見せする」とは?
⇒震災から完全復興など程遠い現状である。
政府はもう復興支援はもう終わったと言うことなのか?
②「新型コロナを克服」とは?
⇒何をもって「克服した」と言っているのか?
新型コロナの渦中にあると言うのに……
③「世界規模の課題を解決する能力」とは?
⇒正に世界規模の課題を解決する能力が全く無い事を発信している。
2、五輪を開催することへの疑問
昨年は、五輪の開催を延期した。
今年は、昨年とはどこが変わったから開催するのか?
昨年より、状況は悪くなっているとしか思えないが………
今年開催する位なら、昨年開催すべきではなかったのか?
この様な質問すら出来ない野党も、なんだかなぁ~
3、今後の方針(私案)
諸々の事情で、今回五輪の中止発表が出来ないと言うのなら、
昨年延期したことを引き合いに出し、今年の6月末にも
一旦延期すると表明し、12月頃に「中止決定」を発信
するしか方法は無いでしょう。
※PCRの検査数を押さえて、感染者があたかも減少
している様に見える姑息な手段だけはやめて欲しい。
* 炎帝に 分子構造 破壊さる
2021.06.04.moai291