「何これ? 」:言葉の質
「善い言葉を口に出せ。悪い言葉を口に出すな。
善い言葉を口にしたほうが良い。
悪い言葉を出すと、悩みをもたらす。」 (釈迦)
簡単な会話もいいが、まずは言葉の質を学ぶべきであろう。
【閑話休題】:キレル(切れる)
「あの人は切れる人だ」と言われた時、
あなたは、どの様に解釈しますか?
現代においては、「すぐ、プッツンする人」と
解釈する人が大多数なのではないのでしょうか。
フリー百科事典のウィキペディア(Wikipedia)では、
”キレる(切れる)とは、主に対人関係などにおいて昂ぶった
怒りの感情が、我慢の限界を超えて一気に露わになる様子を表す
日本の俗語。 今日では日常会話においてもよく用いられる。”
と記載されています。
一方、広辞苑大四版(1991.11.15)では、
上記のような解釈は無く、”決断が早くて、よくことを処理する”
との解説があります。
文例としては:「あの人は、切れる人だ」。
「すぐ、プッツンする人」などを意味する解釈などありません。
何時頃からなのでしょうか?
「切れる」の言葉が変容してきたのは?
ちなみに私の切れるの解釈は、「頭の回転が速い人」派です。
しかし、そんなな事を言っても仕方ないので、「プッツン」派も
容認してはいますが………
これほど、正反対の意味に変容するとは、
言葉って、「不思議なものですねぇ~」
※何んだか、小椋佳の「愛燦々」の歌詞みたい………
* 港まで二人で歩む旅始め
2022.01.05/moai291