爺々ネタ?

「情けは (慈33) 」(oji3のブログ78)

    「悪事を己に向かえ、好事を他に与え、
  己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり」 
                 (最澄)

  *平安時代の僧、767年近江国生まれ(現在の大津市)
   比叡山延暦寺を建て日本の天台宗を開祖

 難しい事、困難な事は率先して自身が行い
誰もが担当したいと思う様な事は他者に任せる。
 これが「慈悲のこころ」に繫がると言っています。

 慈悲のこころとは、本来報いを求めない行為と
されています。
 言い換えれば、他者に情けをかけると言うこと
にもつながるのではないのでしょうか。

 最澄は、他の人のために尽くすことが最高の慈悲で
あるとの観念から、「己を忘れて他を利するは 慈悲の
究極なり」 と説いています。

閑話休題
 「情けは人のためならず」と言う言葉がありますが、
 その解釈は、
   解釈1:  情けをかけることは、結局自分にも後々
           かえって来る事なので、他者に情けを
           かけることは大切だ。
   解釈2: 安易に情けをかける事は、その人の
        タメにならないのでやめるべきだ。

 この二通りの解釈が出来ますが、あなたはどちらの
 解釈がお好みでしょうか?

   比叡山 道のり険し 夏木立
       2020.07.07 moai291




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