爺々ネタ?

「南無 (慈32) 」(oji3のブログ77)

   「南 無 地 獄 大 菩 薩」       (白隠禅師)
   (地獄の中にこそ真の菩薩、救いの菩薩あり)

  *江戸中期の臨済宗中興の祖、駿河の国の仏僧

 白隠禅師が書にしたためた「ことば」です。

 地獄の恐ろしさにおびえて出家した白隠禅師が
「地獄にも救いがある」ことを知って、このことばを
書いたと言われています。

 世間一的には、嘘をつくと地獄に落ちると言われています。
嘘をつくのは、僧侶も例外ではありません。

 僧侶の説法にも、どうしても通俗的な嘘がふくまれて
しまうものです。
 と言うことは、僧侶も地獄へ落ちることになります。

 しかし、仏教の教えでは、「悪いことをしたから地獄へ
必ず落ちる」とは言っていません。

 歎異抄にも、「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」
との有名な 「ことば」 があります。
 「善人でさえも往生できる、ましてや悪人なら尚更のことだ」 と
言っています。

 善人より、悪人の方が 「救われるコンテンツが多い」 ので、
悪人は、善人にもまして往生できると言うことなのでしょう。
 この意味においては、「地獄にも救いがある」と言うことなの
でしょう。

 閑話休題:熊本県の被害が甚大です。
      今後の復興対策等に何らかの協力をしたいものです。
      出来ることと言えば、クラウドファンディングや
      寄付をすることぐらいしか思いつきません。
      コロナも心配だし、ドカチン(土方作業)も
      出来ないしな~
      「南無地獄大菩薩」

  今一度 咲けと祈るや 蓮の花
        2020.07.06 moai291


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