【今日の俳句】:門火焚く(秋)
門火焚く 裏の扉は開けたまま
【今日の思込】:カタチだけのカスハラ条例
東京都議会は4日の本会議で
「カスハラ防止条例」を可決した。
(来年4月から施行)
この条例では、「何人もあらゆる場において、
カスタマーハラスメントを行ってはならない」と
「カスハラ」の禁止を掲げている。
” やってはダメですよぉ~ ” と言う訓示的な内容。
「カスハラ」を行っても罰則は無い。
カタチだけのカスハラ条例だけでは、
カスハラ抑止の実効性は乏しいのカモ……
そもそも、カスハラを行う客は、
独自の歪んだ正義感をもっており、
言いやすい相手や会社を選んで
カスハラ行為を行うと言う特徴もある様です。
(自分は間違ってはいないという強い信念…)
この場合の正義感とは大抵身勝手で
歪んだものなのですが………
この様な輩に対して、訓示的な内容を
いくら述べても効果は期待できない。
自身が言っていることは、
「カスハラ」などではなく
正しいことを言っているだけとの
認識しか無い……
兵庫県知事の「斎藤」君にしても、
自分は「カスハラ」などしたことは無いとの
認識に終始している……
「カスハラ」は、受けた相手方が
「カスハラ」だと感じれば「カスハラ」
になるのでしょう……
行為を行った者が「カスハラでない」と
いくら言い張っても、説得力は皆無。
個人的には好きではないのですが、
この条例には「罰則」も必要なのかも?
人の心の内実を法律で縛る事にも
なりかねない様なこの種の条例の制定は
どの様に考えればいいのでしょうか?
「カスハラ」を行ってくる様な者は、
カスハラ問答の豊富な経験者。
(いわゆるベテラン?)
この様な者と対峙するには
「一対一」で対応するのではなく、
「一対三」位で対処するのも
一つの手立てになり得る事でしょう………
【今日の川柳】:カスハラ
暇人の 趣味の一つか「カスハラ」は
「カスハラ」を逆の立場で考える
「存在す」時には「カス」とは言えないものも
【今日の道話】:幹
それら貪欲や怒りなどは愛執から起こり、
自身から現れる。あたかもバニヤンの
新しい若木が枝から生ずる様なものである。
(釈迦)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…