「何これ?」:無明
「人間が執着をつくるのは、
人間の真実相を知らないからである。
だから執着の根底には無知が存在する。」
(中村元)
執着に偏ると、物事を正しく
認識できない無明の状態に陥る。
【今日の思込】:木っ端役人の「忖度」
日本新聞労働組合連合(新聞労連)は26日、
定例記者会見等での記者の質問内容を事前に
制限するなど、「言論の自由を保障した憲法に
違反する悪質な行為」が数多く見られるとの
抗議声明を出した。
具体例としては、次の様なことを挙げている。
①徳島市で、市長の定例記者会見において、
市職員が地元紙の記者に対し、
市長選(4月7日投開票)に関する
質問をしないよう求めていた。
②山梨県、長崎幸太郎知事へのインタビュー
取材で、政治資金収支報告書の不記載に
ついて質問しないよう県幹部が一部の
報道機関に要請していた。
③昨春から石川県の馳浩知事が、
理由も定かにせず定例記者会見に応じていない。
”木っ端役人の神髄ココにあり~”
まさに「忖度」のプロ……
そんなに”よいしょ”していては
身(カラダ)がもちませんよ!
「忖度」の字義は、今まではいい意味で
使っていたことが多かったのですが……
それが今では……
※『忖度』:広辞苑
他人の心中をおしはかること。推察。
「相手の気持ちを……する」
この様に、日本人の気遣いの細やかさが
醸し出されていたのですが……
現況では、忖度の意味には、
” 権力者や上の立場のものに、
迎合しヨイシュすること ” との
字義を加えるのが、今的なのかも?
(何ともはや……)
「忖度」、
この相手を思いやる優しくも美しき日本語が
しょうーもない意味に使われるなんて……
なんとも情けなく候……
”いらぬ「忖度」、するが「忖度」”
なのでしょうかね………
*亀鳴くや気配り無しの会議室
2024.02.28/moai291
※世界平和のためと、自身のために「節電」しましょう。
我が家の節電等:(忖度しながらの節電?…なんやそれ……)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…