MoCA研究所(JL1MCA 無線とコンピュータのBlog)

趣味のアマチュア無線とコンピュータ関連について、忘備録のつもりでのんびり記録

TRIO BO-9の修理

2015-04-12 23:07:43 | アマチュア無線

先日のスカイドアアンテナの追加注文対応が終わったので、久々更新の修理ネタです。

オークションでTRIOのシステムベース BO-9 を入手しました(2台目ですが(^_^;))。出品者はなんと同じ市内の方! お言葉に甘えて、自宅まで届けてもらっちゃいました。

TR-9000シリーズを固定局で使う時に、乗せるとカッコよくなるという代物ですが、このシリーズのデザインが大好きなので、やっぱり欲しくなります。一応機能としては、

・電源スイッチが付く

・スタンバイスイッチが付く

・100Vに接続すると、メモリのバックアップ電源として使える

・ヘッドホン端子が前面に来る(本体スピーカーとの切替も連動)

・本体スピーカーの音を物理的に前面から出すようにし、聞きやすくなる

等の機能が付きます。

出品時から「スタンバイスイッチが機能しない」ということでしたが、到着後チェックでもやはり動作しません。テスターでの切り分けで、スイッチそのものの接触不良と判定しました。

さてここから修理ですが、まずはクリーニングから。中古品によくある「タバコ臭」がありますので、愛用の無水エタノールでクリーニング。やりすぎると塗装まできれいにとれてしまうので、ほどほどにしておきます。

ケースを開けて、スイッチ部分を取り出します。修理方法としてはいくつかあります。

・2回路スイッチなので、使用していない方で問題なければそちらの回路を使用

・スイッチを分解して、接点を洗浄

・スイッチそのものを交換

今回は、分解により修理することにします。最近のパーツでは難しいですが、この頃のスイッチは構造が簡単なので、分解修理が可能です。

カバー部分4箇所の爪を広げると、割合簡単に分解できます(部品を無くさないように注意!!)。構造としては、3つの端子の間を写真右の板状のパーツがシーソーのように動いてON-OFFを切り替えるようになっています。接点部分を、接点復活剤を染み込ませた綿棒で掃除して、元どおりに組み立てます。

組み立て後、無事スタンバイスイッチも動作するようになりました。

とりあえず、TR-9000Gを乗っけて記念撮影(^_^;) やっぱりデザインいいですね。置き場所は仮置きですが、現役バリバリのTR-9500Gのセットと並べて置けるよう、デスクの棚も作り直さねば・・狭い机なので。

 



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