先日のスカイドアアンテナの追加注文対応が終わったので、久々更新の修理ネタです。
オークションでTRIOのシステムベース BO-9 を入手しました(2台目ですが(^_^;))。出品者はなんと同じ市内の方! お言葉に甘えて、自宅まで届けてもらっちゃいました。
TR-9000シリーズを固定局で使う時に、乗せるとカッコよくなるという代物ですが、このシリーズのデザインが大好きなので、やっぱり欲しくなります。一応機能としては、
・電源スイッチが付く
・スタンバイスイッチが付く
・100Vに接続すると、メモリのバックアップ電源として使える
・ヘッドホン端子が前面に来る(本体スピーカーとの切替も連動)
・本体スピーカーの音を物理的に前面から出すようにし、聞きやすくなる
等の機能が付きます。
出品時から「スタンバイスイッチが機能しない」ということでしたが、到着後チェックでもやはり動作しません。テスターでの切り分けで、スイッチそのものの接触不良と判定しました。
さてここから修理ですが、まずはクリーニングから。中古品によくある「タバコ臭」がありますので、愛用の無水エタノールでクリーニング。やりすぎると塗装まできれいにとれてしまうので、ほどほどにしておきます。
ケースを開けて、スイッチ部分を取り出します。修理方法としてはいくつかあります。
・2回路スイッチなので、使用していない方で問題なければそちらの回路を使用
・スイッチを分解して、接点を洗浄
・スイッチそのものを交換
今回は、分解により修理することにします。最近のパーツでは難しいですが、この頃のスイッチは構造が簡単なので、分解修理が可能です。
カバー部分4箇所の爪を広げると、割合簡単に分解できます(部品を無くさないように注意!!)。構造としては、3つの端子の間を写真右の板状のパーツがシーソーのように動いてON-OFFを切り替えるようになっています。接点部分を、接点復活剤を染み込ませた綿棒で掃除して、元どおりに組み立てます。
組み立て後、無事スタンバイスイッチも動作するようになりました。
とりあえず、TR-9000Gを乗っけて記念撮影(^_^;) やっぱりデザインいいですね。置き場所は仮置きですが、現役バリバリのTR-9500Gのセットと並べて置けるよう、デスクの棚も作り直さねば・・狭い机なので。