きままなひととき(きなこあんぱんな日記)

ゴールデンR『きなこ(行年11歳16日)&ぱんな』&あらいぐま『あん』&日本スピッツ『にっき』のアニマル若草4姉妹です

あんちゃんの思い

2013年02月09日 | あん
『きなこ』が亡くなった翌日、沢山の弔問客がいらした事もあり、人見知りの『あん』は小屋からあまり顔を出す事も無く、それでいて沢山わんこが来たにもかかわらず、大して声をあげる事も無く大人しくしていました。

夜『あん』に「きなちゃん居なくなっちゃったぁ」と話すと、私の手を両手でぎゅっと抱え頬ずりをし、沢山舐めてくれました。まるで慰めてくれているようでした。

そして次の日の朝、『あん』は小屋のトイレをひっくり返し投げ、クルクルクル~!!(出して!!)と鳴いていました。
小屋から出すと隣の『きなこ』が寝ている部屋に行きたそうにしています。
いつもはドアに手をやり『ここ開けて』って仕草をしますが、今日はもっと激しく叩き『ここ開けてよ!!』って感じにクルルルゥ~!!って鳴きながらバンバン叩いていました。
でも、お花も沢山有るし、グシャグシャにしちゃいそうだったので「あんちゃん、ごめんね。向こうには行かせられないの」と何度もなだめ聞かせました。
納得しない様子の『あん』でしたが、根気よく言い聞かせなんとか小屋に戻しました。

次の日の出棺の時も普段なら小屋に入って出てこないのですが、『きなこ』が行く時ちゃんと見送りに出てきていました。

私は『あん』はもう『きなこ』が嫌いになったんだとずっと思っていました。

でもそれは勘違いでした。

小さい頃は『きなこ』が大好きだった『あん』

いつもお姉ちゃんかお母さんのように『きなこ』を慕ってました

でも、季節のせいか一年に1~2回『きなこ』を嫌う時期がありました

獣医や野生動物に詳しい方々からは「野性の本能のせいだから」と言われたので

その時は双方の為にもと思い距離を置くようにしていました

一昨年くらいからは何故か『きなこ』にだけ凄く怒る様になってて『きなこ』も嫌がってたのであまり近付けないようにしていました

・・・でもこれが全て間違いだったようでした

『きなこ』はタレント犬もしてたし、わんこの友達と遊びに行ったりもしたので『あん』とは行動パターンも違うので一緒に出かけない日も沢山ありました

特に撮影の前は傷を作ったらマズイので数日前から遊ばせないようにしたりしました

多分それが面白くなかったんだと思います

そんな噛み合わない日々の中『あん』は『きなこ』に『妬み』のような気持ちを持ってたのかもしれません「きなちゃんばっかり」って・・・

結果、大好きだった『きなこ』を憎むようになってたのかもしれません。若しくは素直になれなかったのかもしれません。

すれ違いの親子のように・・・

でも本当は大好きだったんだと思います。

だからちゃんとお別れを言いたかったんだと思います。

・・・でも、させてあげられなかった・・・。

後日、私は『あん』を乗せ、『きなこ』の眠る霊園に行きました。

帰りに『きなこ』とよく遊んだ河川敷に寄りました





あんちゃん・・・何を思っているのかな・・・?



きなちゃんを感じる?



・・・ママ、感じないのよ。。。寂しいな



今度からあなたが『長女』よ!


・・・って言ったって、あんちゃんにはいい迷惑だよね

やっぱり『きなこ』には永遠の長女であって貰おうね♪


お姉ちゃんには素直になれなかった『あん』ですが

妹達には凄くやさしいお姉ちゃんです




特に『にっき』が大好き



お空のきなちゃん見てるかな?

みんなママが寂しく無いようにこうやってくっ付いててくれてますよ



私の左横のスペースが空いているのはきっと『きなこの場所』なんだね





いつも応援して頂きありがとうございますお帰りの際は

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