Mochy's Backgammon Today

プロプレイヤー望月の日々バックギャモン

望月正行の予定(対局・イベント参加・海外トーナメント参加など)

2020年09月03日 | 告知
プロバックギャモンプレイヤー望月正行のブログへようこそ。私のプロフィールはこちらへどうぞ。
ここには対局予定などを随時更新していき、通常記事は2つ目のエントリーから始まります。


<バックギャモン初めての方はこちらへどうぞ>
バックギャモンとは (ルール0の方はこちら)

バックギャモン魅力とその戦術 (戦略をかじりたい人はこちら)

Backgammon Ace (iOS/Andoroidの対戦サイトです。無料。コンピューターと練習もできます)

<オンライン対局>
Backgammon Galaxyで日々対戦中。

<ライブ対局>
第26期盤聖リーグに参加しております。
<海外トーナメント>
モナコ 世界選手権 (7/28-8/4)
キプロス Merit Open (11/5-11/10)
ラスベガス Las Vegas Open (11/13-17)

<普及活動など>
毎週火曜日 代官山バックギャモンナイト
毎週日曜日 赤坂バックギャモン道場  

<著書>入門は初級者向け、ブックは初級~中級向けです。クリックするとJBLSHOPに飛びます。


<動画>
YouTubeのチャンネルに海外のトーナメントの試合などを随時UPしています。

<プレゼンテーション>
大会でのレクチャーのプレゼンテーションをSlide ShareにUPしています。

<棋譜>
私の棋譜は棋譜カテゴリーの中に収められています。左のメニューからどうぞ。
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電気通信大学にて講演を行います

2018年06月03日 | 告知
こんにちは。

下記の通り、電気通信大学にて講演を行います。
外部の方でも参加できるものらしいので、ぜひいらしてください。
バックギャモンってなんだ?てところから、AIの利用法、AIがバックギャモンにもたらした功罪、
についてお話します。

下記の概要は電気通信大学情報数理⼯学セミナーに公開されているものですが、学内アクセスに
限っているらしいので、許可を得てここに転載します。

電気通信大学情報数理⼯学セミナー
情報数理⼯学セミナーは、2012年まで開催されていた電気通信⼤学計算科学セミナーを発展的に継
承する講演会です。テーマを情報数理⼯学の諸分野にわたって選び、毎回1名の講師の⽅にお話しし
ていただきます。

2018年度
第32回セミナー
⽇時: 2018年6⽉15⽇(⾦) 16時30分〜18時00分
会場: 電気通信⼤学 ⻄4号館1階101セミナー室
講師︓望⽉正⾏⽒
タイトル︓バックギャモンにおいて⼈⼯知能が果たす役割
概要︓バックギャモンは約5000年前に誕⽣し、現在でも世界で3億⼈がプレイするボードゲームであ
る。⽇本でもかつて双六といえばバックギャモン(盤双六)のことであった。そのシンプルな⾒かけ
とは裏腹に戦略は奥が深い。ダイス(賽⼦)を使うので、運の要素がゲームプレイに強く影響を与え
る。そのため、弱いプレイヤーにも勝つチャンスがある⼀⽅で、強くなるためには確率や統計の知識
が必要となる。
バックギャモンをはじめとするボードゲームは、明確な結果を伴うゲームプレイをもたらし、⼈⼯知
能(AI)と機械学習の黎明期から実践材料として利⽤され、ニューラルネットワークの発展に⼤きく
寄与してきた。昨今、将棋や囲碁AIの発展が社会に激震を与えているが、バックギャモンAIの実⼒は
1990年代には既に⼈間を超えていた。そのため、現在、バックギャモンの世界には⼈間対AIという
構図はなく、⼈間の活動を豊かなものにするためにAIを利⽤するという構図がいち早く確⽴した。
本講演では、トッププロとして20年間戦ってきた私の経験に基づき、AIがバックギャモンの世界に与
えた影響を振り返りながら、AI の良い側⾯と悪い側⾯を紹介する。

講師略歴︓
Backgammon Master Awarding Body (BMAB) の Grandmaster、⽇本バックギャモン協会理事、
HEROZ 株式会社のグローバルアンバサダー。1979年⽣まれ。2009年の世界選⼿権優勝を⽪切りに、
世界各地の⼤会で活躍。2013年から現在まで世界ランキング(Backgammon Giants) 1位を保持。
コメント (1)
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名古屋のトークイベントの紹介1 トーナメントプロって?

2015年07月15日 | 告知
こんにちは。

7月24日(金)19時からにバックギャモンナイト@名古屋 なんと、「世界チャンピオン」を招いて!というイベントを開催します。
会場は中区錦町1丁目にあるA Live.
http://www.coworking-nagoya.com/access/

◆イベントプログラム

1)世界チャンピオンのトーク 30分
2)バックギャモンってなに? 15分
3)実際に遊んでみよう 60分

1)世界チャンピオン、そして現役プロの経験を、ビジネスパーソンの方にフィードバックできるような内容でお話しいたします。
2)はバックギャモンのルールにとどまらず、世界での位置づけや歴史、ゲームの効用にも触れていきます。
3)では実際に遊んでみます。

バックギャモン知っている人でも楽しめるイベントですので、名古屋の人は是非。
チケット販売ページ
Facebook page

さて、そこではバックギャモンのプロの世界について紹介します。今日は少しそのさわりについて書きます。

私はトーナメントプロとして活動しています。簡単に言うと賞金稼ぎ、をしていることになります。

バックギャモンの大会は毎週(いま、この瞬間も)どこかの国で開催されています。それぐらいポピュラーな競技です。
すべてに出るわけにはいかないので、プロは賞金や参加人数の大きい大会を選んで参加します。
私がこの1年で参加した大会は、世界選手権(モンテカルロ)、ラスベガス、ロンドン、キプロス(3回)、イスタンブール、グルジア、
シカゴ、コペンハーゲン、カンヌ、ニューヨーク、ギリシャ、ミュンヘン、日本選手権、などなどです。年間100日ぐらいは海外で過ごしていることになります。

大会は通常3日から6日でおわります。試合は勝ち進むと1日5試合ぐらいですが、1試合2時間ぐらいかかりますので、10時間ぐらいは試合をしていることになります。
結構体力勝負です。また、時差ボケ調整のため、少し早目に現地入りしていますが、練習して調子をあわせいていくので試合前は忙しいです。
また、試合後はたいていボロボロなので観光はほとんどできません。

賞金は大会の規模によりますが、小さくて100万円、大きいと6000万円まであります。通常は300万-500万ぐらいでしょうか。運のあるゲームなので、毎回勝てるわけではなく、トータルで考えています。当然、月によっては収入がマイナスとかはあり得ます。

先ほどの大会の地名を見て分かる通り、欧米に中東、中央アジアとほぼ世界中で行われているのがわかると思います。なんちゃって英語でしのいでいますが、
アメリカ、イギリスを除いて相手も英語が下手なことがほとんどなので、ブロークンイングリッシュのほうが通じやすかったりします。
国籍も人種も様々な人が集まるので、国際情勢をリアルで知ることができますね。
下記に海外の大会での写真をUPします。大会の雰囲気が少しわかるかもしれません。 

当日はもう少し突っ込んだ話ができると思います。皆様のお越しをお待ちしております。

海外トーナメント

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FMヨコハマに出演します。

2015年06月25日 | 告知
今週の日曜日22時からFMヨコハマに30分出演します。Sunstar Weekend Journeyという番組で、
海外で活躍する日本人や、日本で活躍する外国人を紹介する番組で、インタビュー式ですね。
もちろんバックギャモンのことが中心です。近畿地方の方はFMCOCOLOで土曜日の22時からです。

http://blog.fmyokohama.jp/journey/  

radikoでネットでも聴けます。http://radiko.jp/
なお、radikoはプレミアム会員になると全国どこでも聴けるようです。350円かかってしまいますが。
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HEROZ社とスポンサー契約を締結することになりました。

2015年01月23日 | 告知


BackgammonAce将棋ウォーズなど、AI(人工知能)を使用したアプリを開発している会社 HEROZ(ヒーローズ)とスポンサー契約を締結することになりました。今後出場する世界大会やイベントなどではBackgammonAceのジャケットなどを着用する他、BackgammonAceへの意見・提案や世界中での普及活動も行うことになります。
http://heroz.co.jp/news/2015/01/herozno1.php

プロとして企業スポンサーが付いたことはとても嬉しいことです。スポーツの世界ではアスリート個人に企業スポンサーが付くことはよくありますが、ボードゲームの世界では珍しく、将棋・囲碁・ブリッジ・麻雀などのメジャーゲームを除けばあまり例がないかなとも思います。

私はAIを使ってバックギャモンを強くなった最初の世代だと思いますが、AIはバックギャモンのレベルと環境を劇的に変えました。現在のバックギャモンは人類史上最高レベルと断言できます。今後はAIのプロがパートナーについてくれるので、こんなに心強いことはありません。今年も10回以上の海外遠征を予定しています。数多くのタイトルを取り、HEROZとともに世界を驚かせていきたいと思っています。そして、人間はどこまでいけるのか、ライバルと共に追究したいと思います。

また、バックギャモンのプロを目指す若者がこのニュースを聞いて更に増えてくれればとても嬉しい。私は16年前、日本人プロが一人もいなかったころにプロ宣言をして、道なき道を切り拓いてきました。周りの助けとさまざまな幸運が積み重なり、今でもこうして活動を続けていますが、その間にはやめるぎりぎりまで追い込まれたことも何度となくありました。次の人達には苦労が少なく、純粋に技術を磨くことに集中してもらいたいと思っています。そのための環境を作る努力は、他のプロと協力しながら、これからも続けていきたいと思っています。

2015年1月23日 望月正行

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