トイプードル・ジョーのブログ【 モヒッとねっ! 】

いや～寝た寝た
今日は奥さんが出かける予定だったので、朝９時まで起きてて、それから就寝。
結局奥さんのお出かけは中止になったけど、僕はそのまま爆睡です
目が覚めたら、夕方 になってました。

すぐに着替えてジョーのお散歩へ。
もう暗くなってたけど、あんずちゃん、しげちよちゃん、ブリンダちゃん（と、お友達ブルドッグ３ワン）がいました。
やることあったので一周して帰宅です。

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ママが準備中の、晩ゴハン待ちのジョーです。

こうして、リビングからキッチンを見張るようにして待ってます。

ちょっと「夕食準備、ごくろうさん 」みたいな、偉そうにも見えるけどね


オナカ空いてるの？

サツマイモをチンしてるから、もうすぐできるからね。


ホクホク系が大好きなジョーです。

いまさらながら、本当に僕とジョーの食の好みは似ています
だから、僕が食べているものは「美味しいもの食べてる」と思って、なんでも欲しがるんですよ～
与えられるものならいいけどね。

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これ、ルナママさんに教えてもらって買った肉球クリーム。

ペットショップに売っていた一般的なクリームです。
「えっ 」って思うくらい高額のクリームもあったけど、効果なかったら意味ないのでこっちにしました。
でも、このクリームでもジョーには十分効果あり
お散歩の後に、一日２～３回肉球にすり込んでマッサージしてますが、即、効果が出て肉球がしっとり柔らかくなりました。
若い頃のようにプニプニではないけど、そこまで復活するのは無理だと思うので、ある程度柔らかくなれば です。
ガサガサだと、ひっかけて肉球の皮がめくれたりしますからね。

今月の『　CREA Due DOG　』に、いい短編詩があったのでご紹介します。

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いぬとともだちになりたい

■一度でいいから

遊んでくれるときが、好き。

散歩のときも、大好き。

でも・・・。

一度でいいから、

だれもいない、ひとりぼっちのときがあることを。

一度でいいから、

はしゃぎすぎて、きつくしかられた、つらさを。

たった一度でも、そんなことを思い浮かべてくれたら、

もっとしあわせに一緒にいられると思う。


■伝わっている

きみのうれしそうな笑顔が、うれしくさせる。

明るい笑い声で、うきうきできる。

よろこんでくれるから、

心がぽわ、ぽわ、あったかくなる・・・。


わかってほしいんだ。

気持ちが、そのまま伝わっているってことを。


■夕方の時間

今日と明日との間にある、夕方どき。

「今日一日、好きでいてくれた？」

「いい子にしてたと思う？」って、

たしかめたくなる時間があるんだ。


そんなときは、「大好きだよ」っていって、

それから、ちょっとだけ抱っこして、

頬をすり寄せてくれると、

暗い夜も、平気でいられる。


■一緒に、いたい

はじめて海に行った。　最初はこわかったけど、

「大丈夫だよ」の言葉で、泳ぐのが楽しくなった。


山に行った。　いろんな匂いがあったけど、

一緒にいれば、安心だってわかった。


車に乗った。　窓を過ぎる風景は速いけど、

楽しい場所に行けるんだって知った。


一緒にいれば、嬉しいことがいっぱいだね。

いつでも、どこでも一緒に行きたい。


■しつけ？

有名な訓練士でもないし、

犬の科学者でもない。

専門家と呼ばれる人でもないし、

しつけのプロでもない。


一番、上手にしつけができるのは

いつも大事に思ってくれて、

気持ちをわかろうとしてくれる

きみのはずなんだよ。


■待ってます

クンクン、クン・・・。

鼻をできるだけ高く上げよう。

風の中でも、かすかに見つかる。


ポカポカ、ポカ・・・。

陽だまりの中でも探すのは、大好きな人影。

通り過ぎる自転車の音に、耳をそばだてて、


―――きみの帰りを待っている。


そうして毎日が過ぎていく。


■星の数ほど

早く戻ってきてくれるって、信じてたんだよ。


いつものことなのに、

会えた時は心臓が壊れそうになる。

たまらなく、うれしくて。


やっぱり、おんなじ気持ちだった？

ねぇ、待ってたよね？

だって、

星の数ほどの出会いの中から、

たったひとり、きみに会えたんだもの。


■ほんとうに、まねしてる

いつも見つめているのは、君の顔。

しっかりと聞いているんだよ、

―――君の声。


大好きな君が怒ってばかりだと、

どんどん顔がこわばってくる。

うなり声しか出なくなる。


だけど、ほめて、笑っていてくれれば、

やさしい顔や声もまねできる。


■老いと死と

歩くだけで、ハァハァ息が切れるんだ。

この頃は、立ち上がるのもやっとで、

大好きなボールも追えない。


こんなに早く、

身体のあちこちが動かなくなるなんて・・・。

目の前はぼんやりして、

しっぽさえ、思うように振れない。


―――それでも、君ともう一度、昔みたいに走りたい。


目を開けるたび、君の顔が見える。

ねぇ、お願い、悲しまないで・・・。

君が子供だった頃のように、涙をなめてあげるから。


自分でも、なんとなくわかるんだ、

もうすぐ、どこかに行かなくちゃいけないこと。


ひとりはとっても寂しいから、

もうしばらく、そばにいてほしい。

やさしい声を、もっともっと聞いていたい。


引用：文藝春秋社『CREA Due DOG』2008年10月10日発行
編集人：井上敬子　発行人：鈴井伸夫
出典：社団法人ジャパンケンネルクラブ会報「JKCガゼット」

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人間が考えた短編詩です。
だから、ワンコが実際にどんな感情を持っているのか、わかりません。
それは誰にもわからないでしょう。
でも、ワンコへの愛情が深ければ深いほど、この短編詩の内容が心に沁み渡るはずです。

犬は犬かもしれないし、単なるペットと言ってしまえばそれまでです。
でも、自分の中で　“愛すべき存在”　と認識できるならば、それは家族であり親友であり恋人であると思います。

日々の生活に追われる毎日でも、一日一回でもいいから褒めてあげたり撫でてあげたりして、ワンコに愛情を注いであげましょう。
ワンコはそれを待っているはずです。
一瞬たりとも、飼い主のことを忘れていないんだから。

『CREA Due DOG』、初めて読んでみたのだけど、良かったですよ。
グッズの広告だらけの某雑誌の何倍も良かったです。
気になった方は、本屋さんでパラパラめくってみてください。
購入するか否かはご自由に。