積み木のサンディング(ペーパーがけ)
サンディングとは(木工・建築用語として)
■ サンドペーパーをかけて表面を平滑にすること。
■ 研磨して仕上げる方法を「サンディング仕上げ」という。
と説明されています。
普段の家具仕事では、上記のペーパーがけをしてからオイル塗装をしています。
ペーパーがけの良いところは、表面を均一に仕上げることにより塗装のムラができにくいこと。
また、表面が適度にザラついているので塗料のノリも良くなります。
ペーパーがけは、オイル塗装をする前提の仕上げといえます。
逆に鋭利な刃物で仕上げた上でオイル塗装をすると、塗料が弾かれてムラとなり、均一に仕上げるのに手間がかかります。
刃物仕上げの場合、匠が手カンナをかけた「まな板」はツルツルで水を弾き、汚れにくく、長持ちすることは知られています。
カンナ(刃物)で仕上げるか、ペーパーで仕上げるかは、つくるモノとその用途によって使い分けるのが良いかと思います。
恥ずかしながら私の場合、刃物については技術と経験は不十分のため、通常はペーパー仕上げとなります。
そのペーパー仕上げにも色々と方法がありますが、
今回の積み木に使うのはコレ ↓
ベルトサンダーと呼ばれる電動工具
私が愛用しているベルトサンダー ↓
15年くらい使っているでしょうか、ずいぶんと年季が入っています。
スイッチが壊れているので、オンオフはコンセントスイッチで代用。
そのベルトサンダーをこのような治具に ↓
ひっくり返して設置すると ↓
据え置き型の機械に早変わり!
積み木のサンディンにはちょうど良いサイズ
約1000ピースの積み木のペーパーがけに2日以上
表面のペーパーがけ、面取り、角を落としました ↓
つづく
福島木工家具店
オーダー・造作家具 木製品設計製作
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752
mail : fukumoku1@gmail.com
T/F : 0997-47-2695
家具製作ブログはこちら→「福島木工家具店」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます