イブ=ミロクの翠さんの記録ノート、「鳳凰録」第27巻 (2007年11/7~12/2、A5版 全200頁) より抜粋要約
(11/27の続き)
『又、[女性の] ○○○天 [注:ほんとはアダム=キリストの霊の変身で、翠さんを訓練しに来ているが、彼女はその事を知らない。] が来た。(しつこいな…。)
気の紐で幽体の両手首を一緒にくくられて、少し上からぶら下げられるように、持ち上げられた。[現実には、肉体で立っているだけの姿。]
私の体の前面に、幻(=気のもや) の金箔の長い短冊が頭から足まで垂れる。(垂れ幕みたいに。)
○○○天は、短けんで私をこわがらせようとし、大きな白狐が現れて [アダムが気のもやで作っている、] 私をおそいかけるが、私の言うことを聞き、おとなしくなる。○○○天は、怒る。
幻の細い白い糸で、全身をあちこち巻かれる。苦しいし、動けない。
「サタンが来るよ。」
と○○○天は言い残して、去った。
サタン [黒いしゃがんだ山犬のような] が来て、私のおなかの丹田へ小さくなり、入る。
[注:このサタンは、アダムの変身変装。ふつうの霊は、簡単には彼女の丹田に入れない。周波数が違うので。]
「ここは…。」
とてもきれいで、極楽のような所だ、と [サタンは丸っこい] 丹田の中で見上げて、感心している。
あたりは真っ白なもやのように輝いていて、丹田の天井には、赤や青の楕円形の気の宝石が、ぎっしり埋まっている。サタンが足元の光るもやを両手ですくうと、まるで液体のように、こぼれた。
「しばらく休んでいていいよ。」と私は言う。サタンは横になった。
[注:翠さんは○○○天に動きを封じられているが、おとなしいサタンに対して、優しく振る舞っている。一方のサタンに扮したアダムは、翠さんがサタンに慈愛を持てるかを試し、また彼女の丹田は錬成され、美しくなっているのだ、ということを教えている。
実際は翠さんの丹田にはその頃は真ん中に翡翠のような気の結晶が1つ浮かんでいたが、サタン役のアダムは、一時的に翡翠を沢山の赤や青の気の宝石に変えて、丹田の天井に張り付け、翠さんに透視させた。
聖なる教会でステンドグラスの窓を見上げているような、演出をするため。]
「こんなことをしている場合じゃなかった、」と大きな [2体目の] 黒いサタンが外に現れ、私を攻撃しようとする。
[注:アダムは丹田の中の小さなサタンを、気のもやで作って自分とすり替えておき、自分はひそかに外へ出て、2体目の黒いサタンに変身して化けた。アダムはこのような、気を用いたトリックを、よく行う。]
私は緑の気のもやと白い気のもやを丹田から出して、黒いサタンを包もうとしたが、力が出にくく、中途半になった。
すると、仏尊で私の仲間の広目天がそばに現れ、黒いサタンをつかまえた。
[今度はアダムは素早く広目天に変身し、黒いサタンの姿は気のもやで作ってすり替えてある。]
私が、もう一度そのサタンを気のもやで包んだら、サタンは清まって昇天した。[アダムが実際のお祓いの昇天と同じように、演出した。]
広目天は「まだ、もう一人いるぞ、気をつけろ。」と言って去った。
[もう一人のサタンとは、さっき丹田に入った者のことだ。]
丹田には、まださっきのサタンが小さくなって寝ていた。その背後には青紫のステンドグラスのようなものが、見えた。
[アダムが彼女の丹田の天井の、気のもやでできた赤や青の宝石をはずして1つにまとめ、青紫のガラス風に変えてある。]
サタンは、丹田の外に出た。[サタンは又、アダムが変装してすり変わっている。]
私の丹田にいたために清まったのか、うす白くなっている。私のことを好きだと言い、ほおずりしてくる。でも、[お前を] 傷つけたくない、あの (美しい) 丹田が消えてしまうから、と言った。
昇天を勧めたら、素直になって、昇天した。
[アダムの演技。]
空で、○○○天が悔しがっている。(「ええい、いまいましい…」)
[この○○○天も、アダムの変身。]
[翠さんを包んでいた白い糸などは、いつの間にか消えていた。
丹田内の青紫のガラス風の気のもやは、アダムが緑の翡翠の結晶に戻して、翠さんの丹田に元通り浮かべた。]
いかがでしたでしょうか
アダムは翠さんに対して、幽体での早変わり変身技術と、気のもやを用いたトリックを使い、見事に毎回、ストーリーを作り出し、彼女を鍛練し、教訓を与えます
そのようにして、彼女を覚醒に導くのです
アダムは古来から世界のほとんどの神仏 (と天使) を創作して幽体で変身し、演じてきましたが、常にこのような技術を用いて、数々の役柄を上手に成し遂げました…
また彼は親神様の命令で仕方なく、偽の大サタン、ベルゼブルにも時折なりサタンの群れをだましましたが、そこでも気のもやを用いたすり替えトリックなどを多用し、サタン達が彼をリーダーとして認め信用するように、演じました… (その大サタンとしての演技は、彼には苦痛でしかなかったのですが)
…なお、彼は仏教の須弥山の兜卒天では、四天王の広目天と増長天を演じ分け、日本に転生する前のイブ=ミロク (少年~青年) の養育係として時折訪れ、ミロクにサタン退治の技能を伝授し、特訓を施していました
(ですから翠さんは、覚醒に向かい始めると術をすぐに思い出し、すらすらと身についていったのです…)
このノートの場面より以前に、翠さんは (アダム演ずる) 広目天と増長天との「再会」を果たしており、既に顔見知りになっていました
ただ、まだ彼女は兜卒天に居た時の記憶がよみがえっておらず、それを思い出すのはもう少し先のことになります……
(この項続く )
(表紙の写真は、フランスのシャルトル大聖堂の窓です)
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